あらすじ※本作は、「涙弾」(全21巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。小林祐子殺害事件を調べるうちに、奇妙な人間関係が明らかになっていく。祐子は、暮らしているアパートの大家である和田勉三の愛人だった上、勉三の息子・健一とも肉体関係があったのだ。勉三は資産家であり、祐子は財産目当てで和田父子に近づいたらしいのだが、なぜ殺害されるに至ったのか? 切葉の推理は…!?