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「先生、これもらって下さい!」 鼻息荒く深紅のバラを差し出してくるのは、花屋の跡取り・史明。田舎で接骨院を開業している俺には、毎日通ってきてくれる『いいカモ』だ。しかも若くて好みのタイプ…だけど、ノンケには手を出さない主義だし、真面目すぎて面倒くさい。それに、接客中の俺は「癒し系」の仮面をかぶっているわけで…。だけど、痛いのを我慢して施術に耐えている姿が、なんだか酷くそそられて―――!?
「先生、これもらって下さい!」 鼻息荒く深紅のバラを差し出してくるのは、花屋の跡取り・史明。田舎で接骨院を開業している俺には、毎日通ってきてくれる『いいカモ』だ。しかも若くて好みのタイプ…だけど、ノンケには手を出さない主義だし、真面目すぎて面倒くさい。それに、接客中の俺は「癒し系」の仮面をかぶっているわけで…。だけど、痛いのを我慢して施術に耐えている姿が、なんだか酷くそそられて―――!?