あらすじ
北風けいとはOL、甘夏英太郎は文芸誌の編集者。愛しあうふたりだけどいまのところ“結婚”まではもう一歩。けいとの父親達の反対や、英太郎の経済的な事情等、克服すべき問題ばかり。やさしくあたたかく、さわやかな愛の世界が大評判のシリーズです。 【同時収録】眠るテレフォン
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北風けいとはOL、甘夏英太郎は文芸誌の編集者。愛しあうふたりだけどいまのところ“結婚”まではもう一歩。けいとの父親達の反対や、英太郎の経済的な事情等、克服すべき問題ばかり。やさしくあたたかく、さわやかな愛の世界が大評判のシリーズです。 【同時収録】眠るテレフォン
北風けいとはOL、甘夏英太郎は文芸誌の編集者。愛しあうふたりだけどいまのところ“結婚”まではもう一歩。けいとの父親達の反対や、英太郎の経済的な事情等、克服すべき問題ばかり。やさしくあたたかく、さわやかな愛の世界が大評判のシリーズです。 【同時収録】眠るテレフォン
タイトルの割にママはそんなに登場しません。甘夏英太郎と北風けいとは結婚を約束したカップルですが、けいとの父親と4人の兄達に反対されています。どことなく頼りないというのです。英太郎の職業は編集者ですが、幼い頃に事故で両親が亡くしていて、まだ高校生の妹に仕送りもしている為、あまりお金もありません…。どうにか駆け落ち騒動までして結婚に至りましたが、英太郎がけいとの友達のはるかに惹かれ始めます。2人は生い立ちが似ているのです。結局、不倫は未遂で終わりますが、けいとが泣きながら「かわいがられて幸せに育っちゃってわるかったわね」というシーンにはしょんぼりしちゃいました。どちらも子供っぽいカップルなのでドタバタ劇が面白かったのですが、まさか最後にちょっとシリアスな展開になるとは驚きでした。とはいえ英太郎が担当している女性小説家など変わったキャラもたくさんいるので読んでいて楽しいです。美男美女なのにサロンパスが似合うところが岩館真理子先生の作品の良さだな〜と思いました。