あらすじ

バトル中盤、父親から授かった秘策によって見事に拓海(たくみ)を抜いた小柏(こがしわ)カイだったが、絶体絶命と思われた拓海も父・文太(ぶんた)からのアドバイスを思い出し、ついに両者は横一線! そして、拓海にとって絶対不利な秋のいろは坂バトルは終盤、卓越した技術が引き寄せる運が二人の明暗を分けた――!!
頭文字D 超合本版 1巻

群馬県の県立高校に通う拓海(たくみ)は車についての知識なんてほとんどない普通のとうふ屋の息子。ある日、拓海は親友の樹(イツキ)と共に、バイト先の先輩である池谷(いけたに)の走り屋チーム・秋名スピードスターズの走りを見に行くことに……。するとそこに赤城最速といわれる高橋兄弟が率いるチーム・赤城レッドサンズが現れ、秋名スピードスターズに挑戦を申し込んできた!!地元で負けるわけにはいかないと燃える池谷だったが……!?

頭文字D 超合本版(2)

碓氷(うすい)最速のブルーのシルエイティ、そのドライバーとは真子(まこ)だった!! その事実を知りショックで落ち込んでいた池谷を呼び出した真子は「今年の夏を最後に走り屋をやめる」と告白。そして、その前に碓氷峠で秋名最速のハチロクと勝負させてほしいと希望する!! 秋名以外の峠を走ったことがない拓海(たくみ)にとってあきらかに不利な勝負の申し出に、池谷の答えは……!?

頭文字D 超合本版(3)

“エンペラー”の須藤とのダウンヒル中にハチロクのエンジンがツブれたことで自責の念にかられる拓海(たくみ)。一方、ハチロクの無残な結果は一晩のうちに不安な重たい空気となってレッドサンズメンバーの間に広がっていた……。そんななかで、ついに群馬エリア“最後の砦”高橋涼介vs.須藤京一のダウンヒルバトルがスタート!! 圧倒的戦闘力を誇る須藤のエボIIIを、涼介は果たしてどう迎え撃つのか!?

頭文字D 超合本版(4)

バトル中盤、父親から授かった秘策によって見事に拓海(たくみ)を抜いた小柏(こがしわ)カイだったが、絶体絶命と思われた拓海も父・文太(ぶんた)からのアドバイスを思い出し、ついに両者は横一線! そして、拓海にとって絶対不利な秋のいろは坂バトルは終盤、卓越した技術が引き寄せる運が二人の明暗を分けた――!!

頭文字D 超合本版(5)

峠を知る現役プロレーサー・舘智幸(たち・ともゆき)とのバトルに涼介が選んだのは、なんと啓介ではなく拓海だった!! 予想外の出来事に動揺が広がるなかスタートする異次元バトル! 最強の相手に初黒星必至!? 果たして峠あがりのプロを相手に“D”の頭脳・高橋涼介に勝算はあるのか!?

頭文字D 超合本版(6)

ドラマチックな再会を果たしたイツキと和美が急接近! 周囲の予想とはウラハラに順調に進むイツキの恋。デートを重ね日に日に大きくなる和美への想いが、イツキを暴走させる――!! 一方、インプレッサとハチロクとの絶対的な戦闘力の差を“初めて”体感し苦悩する拓海は、埼玉エリア最終戦に臨むが……!?

頭文字D 超合本版(7)

啓介vs.“ゴッドフット”星野のバトルは後半戦、ダウンヒルに突入! 涼介の作戦でタイヤを温存していた啓介のFDは、徐々に星野のR34との差を詰めてゆく。そして、極限の鬼ごっこは最終コーナーに差し掛かる!! プロジェクトD茨城遠征第2ラウンド、重量級対決の勝負の行方は――!?

頭文字D 超合本版(8)

神奈川勢、第2のラインとして“D”の前に立ちはだかるR・T(レーシングチーム)カタギリS・V(ストリートバージョン)は、サーキットを主戦場とするレーシングチームに所属する2人。タイムを短縮するための走り方を熟知した現役レーサーを相手に、拓海たちはどう挑むのか!? ――拓海vs.小柏カイ戦、再び! 両者の親父たちの舌戦もヒートアップする、神奈川エリア第2ラウンド開始!!

頭文字D 超合本版(9)

“赤城の白い彗星”高橋涼介が神奈川エリアで一戦かぎりの復活を果たす! 同じ女性を愛した因縁の相手、“死神”こと北条凛と対決するために! 地元でも限界まで攻められることのない超高速ステージでバトルする涼介と北条凛。「心の底からおまえが好きなんだ」叶えられなかった凛の悲痛な想いが必殺の一撃〈サイドプレス〉となって、涼介に襲いかかる!

頭文字D 超合本版(10)

規格外の“天然素材”が公道バトルの常識を破壊する――! 神奈川エリア最終戦。ダウンヒル戦がついに始まる。拓海(たくみ)にとって、最強の敵と予想されるシンジ。その実力は果たして噂通りのすさまじいものだった! 拓海とプロジェクトD陣営は地元の切り札、シンジの必殺のダウンヒルの洗礼を受ける!