あらすじ

「お前は俺への貢ぎ物。俺が触って何が悪い?」優しい顔を浮かべていた王子が豹変し、私の体を犯し尽くす――。生まれたときから、人を見ることも、誰かに触れることも全て禁じられた姫・アナベル。彼女の『初めて』は、全てギルデン王国の王子・ディオンに捧げられることになっていた。ついに王国へと貢がれたある日、目隠しをしたままのアナベルに誰かが触れてしまう。王子のために捧げると決めていた身体を穢されたと知り、アナベルは恐怖に慄くが…。
豹変王子と貢ぎ姫【第1話】

「お前は俺への貢ぎ物。俺が触って何が悪い?」優しい顔を浮かべていた王子が豹変し、私の体を犯し尽くす――。生まれたときから、人を見ることも、誰かに触れることも全て禁じられた姫・アナベル。彼女の『初めて』は、全てギルデン王国の王子・ディオンに捧げられることになっていた。ついに王国へと貢がれたある日、目隠しをしたままのアナベルに誰かが触れてしまう。王子のために捧げると決めていた身体を穢されたと知り、アナベルは恐怖に慄くが…。

豹変王子と貢ぎ姫【第2話】

「この僕が、女にしてやる」この手は、本当にディオン様なの……?頭がくらくらして、よく分からない――…。虹の瞳を持つ姫・アナベルは、その祝福を与えるために、ギルデン王国のディオン王子に嫁いでいた。処女を捧げることで、王子は世界の王となる――、そのために身を捧げようとするアナベルだったが、彼は恥部を指先で弄るだけで、一向に身体を繋ごうとしない。そんなある日、アナベルのお披露目パーティが開かれることになり……。

豹変王子と貢ぎ姫【第3話】

「アナベルを塔に監禁せよ」王子の命令により、囚われの身に!? どうして、ディオン様――…。虹の瞳の祝福を捧げるため、ギルデン王国に嫁いだアナベルだったが、いまだに王子・ディオンは最後までアナベルの体を奪おうとはしない。いつか全てを愛してくれると信じるアナベルだったが、そんな時、ディオンが自身を『世界の王』と証明するために、戦争の準備を進めていると知り……!? 祝福を受ければ戦争をせずとも『世界の王』になれると説得しようとするアナベルに、ディオンはある真実を告げる――。