あらすじ山で遭難した森口四郎は足を骨折し身動きもとれぬまま実に1か月もの間、山中で生き延びた。身寄りのない森口を見舞う発見者の久米は病室で「今夜ここに泊まってほしい」と頼まれる。ただならぬ様子に応じた久米は、その晩病室で森口に口づけする不思議な女を目にする―――。