あらすじ「お前らみてえのに踊られんのは嫌なんだよ!!」民俗芸能部へ新たに加わったアイドルの伊織。そして彼女を追ってきた強面の男子生徒・鬼原。彼自身、鬼剣舞に何か思いがあるようで…。さらに、一人だけがつけることを許される鬼剣舞の白面争奪戦が開始!! 明らかになる県の過去とともに部員たちが選ぶ道は!? 民俗芸能を愛する人々の物語、感動の最終巻!!
1巻読了。 かなり面白いが、破壊の鉄球とおなべのふたタイプの漫画。メジャー誌ならもっと人気でたかもしれないものの、面白さのわりに大して話題にならないまま3巻で終わってしまったのもまぁ納得できなくはない惜しさがある。 「民俗芸能」というレアで興味深い題材(よさこいや盆踊りよりさらにマイナーな岩手の「鬼剣舞」←検索で出るw)。文化系漫画として貴重で雰囲気も良い一方、論理的な会話の構築ができていなかったり噛み合っていなかったり、稚拙さも目立つ。会話や言葉選びのセンスが悪いのは本人の能力なのか編集の質が低いのか…… おっさんが主人公だが、少女漫画かそれに類する畑の作者だと思われるのでどうしても「おっさん漫画」っぽくはないですね。逆に画面がキラキラしてるのが気にならない読者であれば、心情描写などを楽しむことができると思います。