あらすじ都内の私立高校で新たに発足することとなった「民俗芸能部」。顧問を引き受けたのは民俗芸能の知識皆無の新任教師・県。発足への必要部員は最低4名! しかし要となるはずの女子高生・紬は、「一人でいい」と反抗的。果たして、無事に部活発足なるか!? 民俗芸能を愛する女子高校生とその仲間が繰り広げる青春群像劇開幕!
1巻読了。 かなり面白いが、破壊の鉄球とおなべのふたタイプの漫画。メジャー誌ならもっと人気でたかもしれないものの、面白さのわりに大して話題にならないまま3巻で終わってしまったのもまぁ納得できなくはない惜しさがある。 「民俗芸能」というレアで興味深い題材(よさこいや盆踊りよりさらにマイナーな岩手の「鬼剣舞」←検索で出るw)。文化系漫画として貴重で雰囲気も良い一方、論理的な会話の構築ができていなかったり噛み合っていなかったり、稚拙さも目立つ。会話や言葉選びのセンスが悪いのは本人の能力なのか編集の質が低いのか…… おっさんが主人公だが、少女漫画かそれに類する畑の作者だと思われるのでどうしても「おっさん漫画」っぽくはないですね。逆に画面がキラキラしてるのが気にならない読者であれば、心情描写などを楽しむことができると思います。