あらすじ

太平洋戦争に無条件降伏した日本。平和憲法が制定され、天皇は象徴となった。焼け跡から立ち上がり、平和国家・経済大国として生まれ変わった時代から、現代までを描く。

旧石器時代から、縄文・弥生時代をへてしだいに文明化していく古代日本を描く。中国とのかかわり、邪馬台国のヒミコの登場まで。

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豪族が力を持ち始め、中でも蘇我氏と物部氏は中国から伝来した仏教をめぐって対立。争いが平定されると天皇家の支配が強まり、冠位十二階の制など、聖徳太子が国の基礎作りを始める。

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ますます強大な権力を持つようになった蘇我氏を、中大兄皇子と中臣鎌足が倒し、唐の律令制を手本とした中央集権国家を設立(大化の改新)。しかし、弟の大海人皇子による壬申の乱で倒されることとなった。ほかに、平城京遷都、大仏建立など、奈良時代の全貌を描く。

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桓武天皇が都を平安京に遷都。貴族たちが力を持ち始め、「源氏物語」「枕草子」をはじめとする女流文学や華やかな宮廷文化が花開く。中でも天皇家と深い関係を築き、勢力を誇ったのが藤原氏だった。一方で地方では徐々に武士が力をつけていく。ほか、最澄と空海による仏教の普及など。

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地方武士の争いを平定していくなかで大きな力を持つようになった源氏と平氏がついに対立。壇ノ浦戦いを経て源頼朝が日本初の武士政権・鎌倉幕府を開く。蒙古の襲来、戦乱の世の中で鎌倉仏教が花開く。

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鎌倉幕府が滅亡し、建武の新政、南北朝の争いを経て、足利尊氏が室町幕府を開くまで。

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守護が権力を強め、応仁の乱等、全国が動乱した時代。各地に戦国大名が並立するようになった。

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日本の歴史において、戦乱が頻発した時代。武田信玄、上杉謙信、毛利元就、北条早雲、そして織田信長が激しく激突する。

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織田信長が勢力を一気に拡大する中で起きた明智光秀による本能寺の変。しかし明智は瞬く間に豊臣秀吉に倒される。そしてその秀吉は天下統一を成し遂げる。

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関ヶ原の合戦、大阪冬の陣、夏の陣を経て、徳川家康は江戸幕府を起こす。そしてその後、江戸時代は15代将軍の徳川慶喜まで260年余続くことになる。

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幕藩体制が安定し、戦乱の世は終わりを告げる。産業・商業・交通が発達し、華やかな元禄文化が花開く。しかし武士の力は徐々に衰退。商人が力をつけていく時代の世相を描く。

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財政難に陥った幕府は、「享保の改革」「寛政の改革」「天保の改革」の三大改革を行うが根本的な解決には至らない。飢饉や百姓一揆が相次ぐ中、大塩平八郎の乱などが起こり、徳川幕府は行き詰ってゆく。

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ペリー来航で鎖国体制は終わりを告げた。幕府はついに「大政奉還」を行い政権を手放す。安政の大獄、薩長同盟など混乱の中で近代日本が産声を上げる過程を描く。

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鎖国を解いた日本は、岩倉遣欧米使節団を派遣するなど、積極的に西欧の文化を取り入れていく。学制公布、鉄道の開通など種々の改革が行われる、文明開化の様子を中心に描く。

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日露戦争後に不景気に陥った日本は、第一次世界大戦に参戦。戦争特需で船成金などを生む一方、戦争後の不景気や関東大震災などが民衆を苦しめ、米騒動など世相は不安定に。公平な政治を求める民衆の声が、政党政治や市民文化として結実する。

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太平洋戦争に無条件降伏した日本。平和憲法が制定され、天皇は象徴となった。焼け跡から立ち上がり、平和国家・経済大国として生まれ変わった時代から、現代までを描く。

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