あらすじ

「朝日名」と「夜鶴来」、二つの作庭師の一族に起こってしまった悲劇。それは創造の筆と呼ばれる禍々しき力を夜鶴来の一族が手に入れた時から始まっていたのかもしれない。おぼろはその継承に伴い、不死を得たが、かけがえのないものも失ってしまった。朝日名ひなたはその事実を知り、おぼろを救おうと決意する。しかし、おぼろは禁断の儀式により明の庭に混沌を招こうとしていた……!
作庭師の一族(1)

命が芽吹く、美しき春の庭。そこには秘密が眠っていた。朝日名ひなたは、入ることを禁じられた庭に足を踏み入れ、「作庭師」と出逢ってしまう……。庭に眠る《力》をめぐる幻想譚、開幕!!

作庭師の一族(2)

「朝日名」と「夜鶴来」、二つの作庭師の一族に起こってしまった悲劇。それは創造の筆と呼ばれる禍々しき力を夜鶴来の一族が手に入れた時から始まっていたのかもしれない。おぼろはその継承に伴い、不死を得たが、かけがえのないものも失ってしまった。朝日名ひなたはその事実を知り、おぼろを救おうと決意する。しかし、おぼろは禁断の儀式により明の庭に混沌を招こうとしていた……!