あらすじ

魔法が使えない魔女の生き残り・ヴィーは戒魔師の少年・ユーリとともに“人魚探し”の依頼を受けていた。人魚を巡る争いの中、ヴィーに好意を抱く吸血鬼・シリウスが魔女の術を使い、ヴィーの傷を癒す。シリウスの正体に疑念を抱いたユーリは、彼を問い詰めるが…。そんな中、ヴィーは魔女を危険視する教会によって「人間にとって無害である」ことを証明するために異端審問にかけられることになり…。夢に見るのは幻想か、それとも過去の現実か。心揺れるロマンティック・ファンタジー、第4巻!
シュルスの魔女 1巻

「大正ロマンチカ」「初恋ダブルエッジ」の小田原みづえがおくる、本格ファンタジーラブ!! 落ちこぼれの魔女・ヴィーを助けてくれたのは、名門戒魔師の少年・ユーリ。惹かれあう二人だが、お互いに秘密があって―!? 魔女の“血”をめぐる、胸きゅんラブストーリー!!

シュルスの魔女 2巻

「汝の血を流せ」 ―それは魔女の“戒め”。絶滅したはずの魔女。その生き残りであるヴィーは、自身の血が人間にとって危険なものだと知る。もう大好きな人のそばにはいられないの…? 一方、ユーリも吸血鬼・シリウスに、人間にはヴィーを守れないのだから、彼女を手放すように迫られる―!! 「大正ロマンチカ」小田原みづえが描く、恋と謎が呼応する、本格ラブファンタジー第2巻!!

シュルスの魔女 3巻

「この気持ちが恋なら うれしい」絶滅したはずの魔女の生き残り・ヴィーは人間で戒魔師・ユーリへの“特別”な想いを自覚しだす。そしてユーリのもとに、とある港町から人魚探しの依頼が舞い込んできて…。「大正ロマンチカ」「初恋ダブルエッジ」の小田原みづえが描く本格胸キュン☆ラブファンタジー第3巻!

シュルスの魔女 4巻

魔法が使えない魔女の生き残り・ヴィーは戒魔師の少年・ユーリとともに“人魚探し”の依頼を受けていた。人魚を巡る争いの中、ヴィーに好意を抱く吸血鬼・シリウスが魔女の術を使い、ヴィーの傷を癒す。シリウスの正体に疑念を抱いたユーリは、彼を問い詰めるが…。そんな中、ヴィーは魔女を危険視する教会によって「人間にとって無害である」ことを証明するために異端審問にかけられることになり…。夢に見るのは幻想か、それとも過去の現実か。心揺れるロマンティック・ファンタジー、第4巻!

シュルスの魔女 5巻

制約により魔法が使えない魔女の生き残り・ヴィーは自分を“魔女”と認めてくれたユーリとともに魔女の研究に勤しむ。教会の異端審問を終えたものの引き続き人間に対する無害性を証明することを求められたヴィーは、ユーリとともに術の中で見たかつての家を訪れるが…。“魔女”。忘れていたその理(ことわり)が、いま再び明かされる──。自らを探すファンタジック・ロマンス、第5巻!

シュルスの魔女 6巻

「おまえの血を 飲ませてくれーー」ローゼンクロイツからの依頼を受けた戒魔師・ユーリと魔女のヴィーは廃教会で調査を行う。 調査中、行方不明になったシリウスを助けるため、ファウスト家の資料を調べるヴィー達だが…。力を使いこなせない魔女と、深まる“教会”の謎。秘密を抱えた少年と魔女は、心の隙間を埋め合わせる。ラブロマンス・ファンタジー第6巻!

シュルスの魔女 7巻

魔法円に捕らわれたシリウスに辿り着く手がかりを探すヴィーとユーリ。僅かな情報を元に、生じたのは“ファウスト家の悲劇”とその家系に関する疑問だった。自分の根源に疑問を抱くユーリだが、教会から亡きアルマらしき“聖遺物”が奪われたとの連絡が入りーー。 守るため。決意を胸に、想いは加速するーー。 ロマンティック・ファンタジー、急展開の第7巻!

シュルスの魔女 8巻

「新しい魔女を生む」というヨハンの企みを阻もうと奮闘したヴィーとユーリ、シリウス。 絶体絶命の窮地の中、ヴィーはある呪文を唱える。そして、重傷を負ったユーリはある”出会い”へと導かれたーー。 託された想いに応える為、 自分の想いを再び届ける為、 少年は自分自身を再定義する。ロマンス・ファンタジー、追憶の第8巻!

シュルスの魔女 9巻

想いを伝え合ったシリウスとヴィー。やさしい日々を過ごす中、運命の刻が近づいていたーー。村を守る魔除けの結界が破られ、魔女狩りの手が迫る極限の状況で、迫られる決断。この時代のすべてが、かつて辿った未来への布石となる。 過去は、未来は変えられるのか。 ロマンチック・“魔女”ファンタジー、動乱の第9巻!

シュルスの魔女 10

アルマの死によって暴走したヴィー。「どんなに時間がかかっても、必ず出会いに行く」自らを異界へと封じたヴィーとの約束を胸に、シリウスは未来への道筋を辿るーー。時は、ユーリが家族を亡くした“ファウスト家の悲劇”へ。ファウスト家に生じた異界が開き、少年・ユーリは妖魔との仲を深めるがーー。 “魔女”ロマンチック・ファンタジー、激動の第10巻!