あらすじ

「千本桜」に誘われるように大正一〇〇年の世界に迷い込んだ「未來(みく)」。そこは、「影憑(かげつき)」と呼ばれる正体不明の恐怖に人々が怯える世界だった。その「影憑」の討伐を目的とする「神憑特殊桜小隊」に元々属していた少女「初音未來(はつねみく)」と入れ替わるように軍人にされてしまった「未來」も、様々な困難を乗り越え一人前になりつつあった。そんなある日、帝都に「曲馬団」という見世物一座がやってくる。そして、時を同じくして帝都に再び「影憑」の恐怖が訪れる――。この二つに関連性はあるのか!? そして妹弟である「鈴(りん)」「錬(れん)」と曲馬団の関係は――!?
千本桜-大正百年帝都桜京- 1巻

「千本桜」に誘われるように大正一〇〇年の世界に迷い込んだ「未來(みく)」。そこは、「影憑(かげつき)」と呼ばれる正体不明の恐怖に人々が怯える世界だった。その「影憑」の討伐を目的とする「神憑特殊桜小隊」に元々属していた少女「初音未來(はつねみく)」と入れ替わるように軍人にされてしまった「未來」も、様々な困難を乗り越え一人前になりつつあった。そんなある日、帝都に「曲馬団」という見世物一座がやってくる。そして、時を同じくして帝都に再び「影憑」の恐怖が訪れる――。この二つに関連性はあるのか!? そして妹弟である「鈴(りん)」「錬(れん)」と曲馬団の関係は――!?

千本桜-大正百年帝都桜京- 2巻

「千本桜」に誘われるように大正一〇〇年の世界に迷い込んだ「未來」。そこは、「影憑」と呼ばれる正体不明の恐怖に人々が怯える世界だった。帝都にやってきた見世物一座「曲馬団」。その訪れを同じくして帝都に不思議な事件が起こり始める。一座が怪しいとにらむ海斗は潜入捜査を始める。そして、それを知らない未來達は開演初日に客席にいた。奇劇の舞台に呼ばれた鈴が壇上から消え、それを追うように錬、そして未來も不思議な空間に誘い込まれてしまう。それは「曲馬団」団長が巧妙に仕組んだ罠で、そこで未來は過去に鈴と錬が曲馬団で見世物にされていたことを知る。再び過去の恐怖に心を支配されてしまった錬は、未來に攻撃を始める。大事な二人は、このまま曲馬団に、そして過去に囚われたままになってしまうのか!? 「曲馬団編」堂々の完結!!