あらすじ行方をくらましていた祖母が戻ってきた。その真意を探ろうとする木崎一族をよそに、祖母は響を後継者に指名する。けれど今、継ぐべき『家』に水守はいない。笹が心の内に閉じ込めているというが…。『家』を元に戻す算段が練られる一方、響と笹は自分たちが交わした「約束」を見つめ直すべく、響の実家へ赴くことに。だが子供の頃の記憶を取り戻そうとするたび、響は思い出してはいけないという強迫観念に襲われる。響、そして笹。二人の出会いがもたらしたものとは――?怪奇現象だけじゃない! ふんわり恋の予感もしてきた第三幕!!