あらすじ――笹の正体は『水守様』? 『家』が学校の屋上へ移動するという異常事態に、集まってくる木崎の面々。響は祖母の思惑は一旦保留にし、『水守』の不在は伏せろという物の怪の言に従う。しかし木崎の者でもないのに物の怪と通じ合う笹の存在に、一族から疑惑が集中する。やはり笹は水守なのか? 一方、笹は「家に帰りたい」と願う子供の夢を見て…。響の隣で眠る笹がいつの間にか亀になっていたり、移動した『家』の影響で学校が迷路と化したり…物の怪たちも騒ぎ出す和風不思議絵巻第二幕!