あらすじ

元祖プロデューサーここにあり! 数々の名作を世に送り出した敏腕プロデューサーにして、出版社社長かつ書店経営者の一流ビジネスマン! まさに時代の寵児である蔦屋重三郎の獅子奮迅の活躍譚! デキる男は吉原生まれの最強の人たらしだった…!? 江戸風俗も満載の痛快歴史4コマ!
江戸の蔦屋さん 1巻
元祖プロデューサーここにあり! 数々の名作を世に送り出した敏腕プロデューサーにして、出版社社長かつ書店経営者の一流ビジネスマン! まさに時代の寵児である蔦屋重三郎の獅子奮迅の活躍譚! デキる男は吉原生まれの最強の人たらしだった…!? 江戸風俗も満載の痛快歴史4コマ!
江戸の蔦屋さん 2巻
出版社社長にして敏腕プロデューサー、蔦屋重三郎の活躍によって、江戸文化は大輪の花を咲かせようとしていた。喜多川歌麿、東洲斎写楽、滝沢馬琴に山東京伝…多くの才能を見出した蔦重がお江戸に革命を起こす!痛快サクセスストーリー完結巻!
フリマアプリで遺品整理はじめました!

フリマアプリで遺品整理はじめました!

40歳独身のジュンは、他界した祖父母の家の遺品整理をかって出ることになったが、家中にあふれる生活用品に大苦戦。助っ人にやってきた、姪の現代っ子・メイのすすめで、フリマアプリを利用することに。写真の撮り方・売れやすくなるコツ・トラブル対処法…など、さまざまなことを学びつつ、少しずつ家の中の物を整理。祖父母の遺品たちを、ふたりが売却・処分し終わるのはいつ…!?日本最大フリマアプリ「メルカリ」取材協力の、スペシャルコラムも掲載!
仙猫トラキチ

仙猫トラキチ

謎の猫トラキチによって江戸へ飛ばされてしまった女子高生の美々。現代に戻るためトラキチを捜しながら長屋で“仙女”として暮らす事になったのだが――。江戸タイムスリップファンタジー!
おいしい落語

おいしい落語

毎度香り立つお話を一席。誰もが知ってるあの落語から、聞かない人にはなじみの薄いあの落語まで。名作落語を桐丸ゆいがよみやすく、わかりやすくコミカライズ! 老若男女だれでも楽しめる落語がここに登場です! 『ご飯』の出てくる落語に絞ったコミカライズで読むたびにお腹が空いてくること請け合いです! 各噺ごとに現役落語家・露の団姫さんの、ためになる描き下ろしコラムも掲載!
江戸の蔦屋さん
がんばれ蔦屋ちゃん
江戸の蔦屋さん 桐丸ゆい
名無し
蔦屋重三郎という人物は、 知っている人は知っている、というか、 もしかしたら謎の天才浮世絵師・写楽を 世に送り出した版元の経営者として 有名な人物かもしれません。 しかしただそれだけの人物ではなく、 今よりも娯楽が限られていた、というか 生活するだけで色々と大変で、という時代に 各種娯楽をプロデュースして世に送り出し、 それを生業として繁盛させており、なかなかの ヤリ手ビジネスマンだったと言えるでしょう。 そういうヤリ手、切れ者というと、マンガ的には 大人物でセンスがあってそれでいて金銭感覚がシビア、 という少しクールな完璧人間に描かれがちです。 しかし、この漫画の蔦屋重三郎は「蔦屋ちゃん」とでも 呼びたくなるようなカワイイキャラに描かれています。 他の登場人物(とくに歌麿)に振り回されますし。 作者の桐丸ゆい先生が江戸文化を愛する方らしく、 史実にそった範囲の中で、蔦屋、歌麿、写楽などの 喜怒哀楽に満ちた江戸生活が愛らしく描かれています。 吉原が舞台の話もあります。 なんせ吉原ですから光と影というか、陰鬱な部分も 実際には存在したでしょうけれど、 このマンガは良い意味で江戸文化の愛すべき部分を カワイイ絵で描いていて、明るく楽しめるマンガです。 ゴロゴロしてばかりで働かない歌麿や 吉原で女郎として働く女性たちなどを描きながら。 江戸文化の良い面を味わえるマンガだと思います。