あらすじ

ワールドカップに熱狂する南米の小さな町の酒場では、ブラジルチームの攻撃に沸いていた。そんな酒場に、大使を狙う暗殺者が潜入しているとの情報が。警察は、酔っ払いの日本人、物静かな絵描きなどを尋問するが、暗殺者は見つからずに時間だけが過ぎて行き…!?
戦場漫画短編集(1) 新・二世部隊物語

敵中深く侵入し、奇襲攻撃を主とする少数精鋭の勇敢な兵士たちで編成される空挺隊。生き残れば勇者だが、一歩間違えれば敵軍に無防備な姿をさらし、反撃もできずに殺されてしまう。ドイツ兵たちが待ち受ける敵地に降下した空挺隊40名は、そのほとんどが殺される。敵軍の真っ只中で塔にぶら下がった若き兵士の運命!?

戦場漫画短編集(2) アドルフの脱出

ヒトラー死亡まで1週間のドイツ首都ベルリン。連合軍の空爆により街は壊滅状態で、ソ連地上軍が迫りつつあった。日本政府から派遣された、ガイジンと呼ばれる日本人の鈴木中尉は、ドイツの秘密警察、ゲシュタポが古美術品強奪、警備兵3名を日本刀で斬殺したとの容疑で身柄を拘束されてしまい…。巨匠が描く戦記コミック!!

戦場漫画短編集(3) 反乱5・14

観光バスで北海道・摩周湖近くにある幻の村と呼ばれる三百六十日村を訪ねた男は、突然現れた戦車の機銃により、周囲の人々が全て殺されるのを目の当たりにする。そして、北海道独立国を企てる恐ろしい集団に追われることに。なんとか東京へと逃げ帰った男は、真相を探るため、友人たちと再び北海道にやって来たが…。

戦場漫画短編集(4) 紫電改

米空軍の飛行場がある南海の孤島には、捕虜収容所が設置されていた。そこに収容されている船田一飛曹は、飛行機での脱出を考えていた。そしてある日、米軍が鹵獲した紫電改を使って、いよいよ脱出計画を実行するが…。表題作の他、飛燕、月光、呑竜などの名機物語を収録。

戦場漫画短編集(5) 血の日曜日

日系人10万人といわれ、少数の成功者を除き、ほとんどが貧しかった昭和16年頃のハワイ。雷田少年は学校をさぼり、密輸品で金を稼ぐという日々を送っていた。昭和16年12月7日、ハワイ真珠湾に日本の戦闘機が奇襲を仕掛け、日米開戦へと。そして半年が経ち、ハワイに住む日系人の少年たちは二世部隊として…。

戦場漫画短編集(6) 乱反射

ワールドカップに熱狂する南米の小さな町の酒場では、ブラジルチームの攻撃に沸いていた。そんな酒場に、大使を狙う暗殺者が潜入しているとの情報が。警察は、酔っ払いの日本人、物静かな絵描きなどを尋問するが、暗殺者は見つからずに時間だけが過ぎて行き…!?

戦場漫画短編集(7) 13日の金傭兵

1941年、ドイツ占領下のポーランド。黒いハトと呼ばれる略奪者グループが暗躍していた。リーダーの少年は冷酷非情だが、その統率力に仲間たちは逆らえない。一方、黒いハトに業を煮やしたドイツ軍は、ゲリラ狩り専門のナチス親衛隊、ヘクラ―大尉を本部から派遣するが…。巨匠が描く傑作戦場マンガ!!