新着トピック

あらすじ

15年ぶりに執筆された続編「本日は休診」が初の単行本収録! 時がたち、父・鯛山亡き後、息子・鯛岳がついだ那須の診療所ではまたいわくありげな美しい訪問者が…。父親譲りで美人に弱い鯛岳はなんとか力になろうと相談を受けるが… 彼女は意外な名を口にした。「本日も休診」単行本未収録だった3編「ヒバリ」「大親分」「たまげた薬」を新たに収録。懐かしい登場人物、そして新しい仲間も加わり、「本日も休診」「本日は休診」全9話を収録した特別編集!
本日は休診
15年ぶりに執筆された続編「本日は休診」が初の単行本収録! 時がたち、父・鯛山亡き後、息子・鯛岳がついだ那須の診療所ではまたいわくありげな美しい訪問者が…。父親譲りで美人に弱い鯛岳はなんとか力になろうと相談を受けるが… 彼女は意外な名を口にした。「本日も休診」単行本未収録だった3編「ヒバリ」「大親分」「たまげた薬」を新たに収録。懐かしい登場人物、そして新しい仲間も加わり、「本日も休診」「本日は休診」全9話を収録した特別編集!
ゆいっこ

ゆいっこ

「なんだそのへっぴり腰は」東北の小さな町に突然響き渡る怒声に戸惑う町民。そこには草刈りをする女の子が。しかし怒声の主・源さんの様子もどうもおかしく、町民が話を聞いてみると…。 のどかな岩手県花巻市東和町を舞台に「小日向結」の結ぶ物語。
ひょぼくれ文左

ひょぼくれ文左

時は元禄、太平の世に尾張藩(現在の名古屋付近)に朝日文左衛門という者あり。彼は26年に渡って、日々の出来事をつらつらと書き連ねていた。江戸時代、将軍綱吉の御世に生きた侍の生き生きとした姿を描く!※こちらの作品は以前配信しておりました「ひょぼくれ文左」を再編集したものです。重複購入にお気を付けください。
海峡ものがたり

海峡ものがたり

タチバナ自動車の東京本社の総務から、下関へ営業として赴任した原田太郎。来た早々、リストラのための左遷だったことを知ってしまう。しかし、愛する妻のためのに後に引けない彼は慣れない営業で四苦八苦。さらに大の釣り好きの原田はついつい、仕事を忘れて釣り人のお手伝いをしてしまう。果たして彼に明るい明日はあるのか?※こちらの作品は、以前配信しておりました「海峡ものがたり」を再編集したものです。重複購入にお気を付けください。
石川サブロウ作品集

石川サブロウ作品集

石川サブロウが漫画家人生を振り返りつつ、友人との交流の原点を赤裸々に描く! 投稿作品を持ち込んだときのエピソードを、その当時の作品の原稿とともに公開!「編集Y氏との出会い」「竜崎遼児との出会い」「村上もとか氏との出会い」を収録。
神様のカルテ

神様のカルテ

2010年本屋大賞第2位受賞作を漫画化!「24時間365日対応」で地域医療の中核を担う松本市の本庄病院。ここに勤める内科医の栗原一止は、寝る間も休日もなく診察と治療に励んでいる。人には寿命があるのだが、患者のために命がけで働く一止は、数々の奇跡を起こすのだった!現代医療が抱える問題と命をテーマにしながら、決して重苦しくはならない、笑いあり涙ありのエンターテインメント作!
蒼き炎

蒼き炎

主人公の竹蔵と、その彼の絵のライバルである龍太郎を中心に展開する物語。ヨーロッパも舞台となるなど、その時代背景も楽しめる作品となっている。美術・芸術の世界を漫画の表現で見事に描いている。
試し読み
ゆきのいろ

ゆきのいろ

人生の目的とは何か、幸せとは何か、生きがいとか何か。永遠にして最も難しいテーマについてヒントを与えてくれる、心暖まる作品。──青木ゆきは風俗嬢。風変わりなおじいさんとの出会いをきっかけに絵を描き始めるが、下手な絵しか描けない。しかも彼女の絵を見て激怒する人さえいた。しかし彼女の才能を見込む人も現れて……。上手い絵とは、下手な絵とは、才能の有無とは、いったい何なのか?悩める人におすすめです。
本日は休診
受け継がれるもの
本日は休診 石川サブロウ 見川鯛山
野愛
野愛
『本日も休診』が素晴らしかったのでこちらも読んでみました。 那須高原で小さな診療所を営む見川センセが主人公…といっても、今度は息子の見川鯛岳センセが主人公です。お父さんよりは腕に自信がありそうですが、しょっちゅう休診にしちゃうところやお人好しなところはお父さん譲りのようです。 那須の大自然のもと、図太く生と性を謳歌する人々の描写には相変わらず胸を打たれます。 しかし、変わらないものだけではないのが『本日は休診』の魅力です。 これは見川鯛山センセ亡き後の物語なのです。 今作の主人公である鯛岳センセも、お父さんと同じように愛され頼りにされています。それでも、父親のように信頼されているわけではないと思案するのです。それもそのはず、お父さんを訪ねて来る人や昔から知る人に囲まれて診療所を営んでいるのですから。 しかし、鯛岳センセはお父さんの名残りに甘えず鯛岳センセとして人々と向き合っています。 命と命がバトンを繋いで新たな生を紡いでいくのだ、というのが『本日は休診』のテーマなのかなと感じました。馬の出産に立ち会うことになったのも、鯛岳センセだったからだと思います。 変わらないようでいて、変わりゆく新しい時代を感じさせるような作品でした。