百合・ロマンシス部(改)
Lily lily rose』2巻あたりが雰囲気近そう。
ロマンシスと言ってもいいし、シスターフッド、あるいはケンカ百合なんて言ってもよいかも。ロマンシスは「女性同士の強すぎる友情」以上の定義はないので、(百合と言うのが難しい)いろんな女性関係性に安易に使っていきたいと(私は)考えています。
『母親の娘たち』は母と子という重くて普遍性のあるテーマが「女性同士の関係で」見つめ直されるのが重要だと思うので、ここで紹介いただけてよかったです。ありがとうございます!
母を亡くして以来、口がきけなくなってしまった少女・“凛々(りり)”は、おばにあたる“のばら”と同居人・真耶が住む屋敷を訪れる。木々に囲まれたその屋敷には、たくさんの本とたくさんの猫たちが。どこか陰のあるようなのばら、屋敷に出入りする人々、幻想的な出来事を通して、やがて凜々は……。心の再生を描くファンタジック・ストーリー。