あらすじ

ジーンズショップの経営者であり、売れない小説家の津田健太は、釣りに魅入られ、漁師から8万円でボロ舟を購入。店を息子に任せ、ボロ舟を改造してその舟に棲めるようにした。そして、船から釣る魚の大きさと種類に感動する。船からの釣りを楽しみながら、健太は昭和30年以前、舟を家代わりにしていた舟上生活の人々を思い出し…。
舟に棲む(1)

ジーンズショップの経営者であり、売れない小説家の津田健太は、釣りに魅入られ、漁師から8万円でボロ舟を購入。店を息子に任せ、ボロ舟を改造してその舟に棲めるようにした。そして、船から釣る魚の大きさと種類に感動する。船からの釣りを楽しみながら、健太は昭和30年以前、舟を家代わりにしていた舟上生活の人々を思い出し…。

舟に棲む(2)

売れない小説家にケジメをつけ、ジーンズショップ経営に専念しようと思う健太だが、息子から時代遅れと言われて落ち込む。久し振りに舟に乗った健太は、漁師の坂本から鬼怒川と合流地点で50センチオーバーのヘラブナを見たと教えられ、逸る気持ちを抑えきれず、化け物のようなヘラブナを狙うことに…。鬼才が描く釣りコミック。