あらすじ

国内最大級の陸上イベント、箱根駅伝。1年生にして出場メンバーに選出され、アスリートとしてこれ以上ないスタートを切ろうとした矢先、新鋭・羽柴日出朗をアクシデントが襲った。「君の目はもうじき見えなくなるかもしれない」一度は失意のどん底に突き落とされながらも、仲間との繋がり、“キズナ”を胸に、夢への一歩を再び踏み出す。翼折れぬ者たちの勇気と希望の物語。
6センチの絆(1)

国内最大級の陸上イベント、箱根駅伝。1年生にして出場メンバーに選出され、アスリートとしてこれ以上ないスタートを切ろうとした矢先、新鋭・羽柴日出朗をアクシデントが襲った。「君の目はもうじき見えなくなるかもしれない」一度は失意のどん底に突き落とされながらも、仲間との繋がり、“キズナ”を胸に、夢への一歩を再び踏み出す。翼折れぬ者たちの勇気と希望の物語。

6センチの絆(2)

視力を失う恐怖を乗り越え、羽柴日出朗は再びランナーとしての一歩を踏み出した。陸上部に戻り、目指すは「箱根駅伝」メンバー入り。伴走する紫村綾歌らに支えられ、以前の自分を捨て、ひたすら夢を負うその姿に心打たれぬ者はなかった…。そして、箱根駅伝当日。第10走者(アンカー)「ヒデ」に優勝のテープを切らせようと一つになる陸上部。だが、予測不能の試練が彼らを見舞い──。完結の第2巻。