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玻璃の花 雪花の章
ある日、ひとりの僧が子供を助けた。それは雪の夜に生された呪縛── 獣の刻印を持つ下法師・蘆屋道満は右大臣・小野宮の依頼を受け三条天皇を呪う術者を始末したが、帝の容態は悪くなる一方だった。人のような獣のような怨霊の仕業という祈祷師の言葉に道満は安倍晴明の影に気づく。そんな折、高野の奥に隠された「玻璃の堂」に封じ込められている瑞慧阿闍梨は、残禍に苦しんでいた。獣の血を引く子・イツの命と引きかえに双子の兄、春宮・敦明にかかる一切の厄災をその身に受ける生きた人形[ヒトガタ]となっていたからだ。そのうえ、瑞慧はイツと暮らした幸せな日々も、イツの記憶すら失っていて──!?
玻璃の花  紅蓮の章 【電子限定おまけマンガ2P付】
鬼の血を引くイツに欲望のままに襲われ、交わってしまった瑞慧は、その代償として双子の兄、春宮・敦明の身代わりに人形[ヒトガタ]となった。防ぎきれないほどの呪詛に晒され限界に達していた瑞慧を守ると決意したイツは隠し名をつけ、高野山にむかった。化生の外法師・蘆屋道満の誕生である。瑞慧と交わった道満には彼を狙う術者の気配がわかる。道満が汚れ仕事を請け負い、術者を狩り出したおかげで瑞慧の苦しみが永く続くことはなくなった。だが、呪詛がきかないことに業を煮やした左大臣・藤原道長はついに安倍晴明を召し寄せた。 道満と瑞慧、ふたりの再会後の描き下ろしを加え「玻璃の花」堂々の完結!! 【電子限定のおまけマンガ(2P)を巻末に収録配信!!】