あらすじ

【欲しかった“家族の幸せ”が、つかめるはずだった――】忌まわしき過去も気にせず、自分を自分のまま愛してくれる伊藤真治に、徐々に心を許し始めた柏木麻理亜。だが、家族からの猛反発を受ける伊藤を気遣うあまり、麻理亜は別れの提案をしてしまう。わきあがる後悔と不安。はたして二人を待つ未来は……。ドラマの女王・金子節子が描く哀哭の物語、堂々完結!!
聖母の鎖 : 1

【平凡で穏やかな日常。私が望むのは、ただそれだけ――】シングルマザーとして、小3になる一人息子・遼を育てる柏木麻里亜。裕福ではなくとも、幸せに暮らす彼女には、“父親が母親に殺された”という暗く、忌まわしい過去があった…。断ち切れないしがらみ、連鎖する不幸。それでも母子は懸命に、歯を食いしばって生きていく――!! ドラマの女王・金子節子の新境地! 著者渾身の意欲作!!

聖母の鎖 : 2

【母との再会。それは幸福の予兆か、それとも――】シングルマザーとして、一人息子の遼を育てる柏木麻里亜には、「父親が母親によって殺された」という暗い過去があった。事件から19年後のある日、音信不通だった母・多美子が入院したという連絡が入る。意を決した麻里亜は面会に赴くが、その母に女の匂いを感じて…。ドラマの女王・金子節子が描く哀哭の物語、待望の第2巻!!

聖母の鎖 : 3

【欲しかった“家族の幸せ”が、つかめるはずだった――】忌まわしき過去も気にせず、自分を自分のまま愛してくれる伊藤真治に、徐々に心を許し始めた柏木麻理亜。だが、家族からの猛反発を受ける伊藤を気遣うあまり、麻理亜は別れの提案をしてしまう。わきあがる後悔と不安。はたして二人を待つ未来は……。ドラマの女王・金子節子が描く哀哭の物語、堂々完結!!