あらすじ子連れで再婚の健二とのお見合い。健二の優しい人柄に惚れた絵里子は、健二の海外出張の間、健二の15歳の無口な娘・麻衣の世話を申し出る。しかし、2歳から父と二人きりで過ごし、ひたすら「いい娘」に徹してきた年頃の少女は、自分の生活に突如入り込んできた異分子に無言の壁を貼り続ける。仕方なく絵里子が取った方法は、置手紙による会話だった。手紙を丸めて捨ててしまう麻衣に、絵里子は書き続ける。まるで返事の期待できないラブレターを書き続けるように…。