あらすじ氷高皇女(元正女帝)は退位し、首皇太子(聖武天皇)の即位の準備が進められた。一方、長い間長屋王に憧れ、優美な彼の後を追っていた房前の心には変化の兆しが訪れていた…悲劇の足音が少しづつ長屋王へ近付いていた。