あらすじ

昭和20年、知絵子の恋人・圭一郎は特攻隊員となって大空へ消えた。笛子の夫・貢も、美代子の恋人・周一も、愛する人のため飛び立っていった。そして、終戦。知絵子は仕事をはじめ、笛子は出産して子育てをはじめる。美代子は働きながら学校へ通う。世の中は復興に向け日々変わっていく。残された女たちの生きる道とは…!?
積乱雲 1巻

敗戦の色濃くなった第二次世界大戦下の日本。足の悪い知絵子は圭一郎と出会い、はじめて生きる喜びを知る。仕事と恋に追われていた笛子は、貢と出会ってやすらぎを知る。兄に守られていた美代子は、周一と出会って愛を知る。特攻隊員を命じられ、死を目前に控えた男たちの心の葛藤、そして彼らを愛した女たちの必死な青春。

積乱雲 2巻

昭和20年、知絵子の恋人・圭一郎は特攻隊員となって大空へ消えた。笛子の夫・貢も、美代子の恋人・周一も、愛する人のため飛び立っていった。そして、終戦。知絵子は仕事をはじめ、笛子は出産して子育てをはじめる。美代子は働きながら学校へ通う。世の中は復興に向け日々変わっていく。残された女たちの生きる道とは…!?