あらすじ

早乙女門土と身堂竜馬は「エルドラド」と呼ばれる街へやって来た。地獄地震の前夜、自衛隊に護衛され、移動中だった大金塊がこの街に眠っているというが・・・
バイオレンスジャック(1)
197X年、関東一円にマグニチュード8.9の激震がおそった!日本の首都を一瞬にして地獄へと変えたその地震を人々は関東地獄地震とよぶ・・・現代の一大戦国絵巻がついに幕を開ける!
バイオレンスジャック(2)
筋肉はゴリラ!牙は狼!燃える瞳は原始の炎。2メートルを超える大男、バイオレンスジャックが、みなし子たちのリーダー、逞馬竜の前にあらわれた。果たして彼は敵か味方か!?
バイオレンスジャック(3)
地獄へと変貌した関東を支配する男がいた。その名はスラムキング!ジャックと逞馬はスラムキングを偵察するために、関東スラム街へと向かうが・・・
バイオレンスジャック(4)
キングの指令によって、ヤクザの軍団がジャックと逞馬たちみなし子グループを殺しにやってきた!逞馬たちは震災砦に立てこもり、迎え撃つが、外道会は卑劣な罠を仕掛けていた。
バイオレンスジャック(5)
関東地獄地震の半年前、炎ジュンは恋人の鉄也を暴走族「地獄の風」によって殺されていた。復讐を誓うジュンは、地獄地震を生きのび、「地獄の風」を追って関東をつきすすむ!
バイオレンスジャック(6)
学生運動の過激派ゲリラ、早乙女門土と身堂竜馬は関東にいなかったために、地獄地震を免れていた。しかし、二人は刑務所を脱獄し、自由の天地を目指して関東へと向かう!
バイオレンスジャック(7)
ジャックは、関東へと逃げ込んだ脱獄者に襲われていた女の子を助けた。その女の子は、関東の勢力をスラムキングと二分する凄ノ王一族の娘、朱紗真弓だった!
バイオレンスジャック(8)
早乙女門土と身堂竜馬は「エルドラド」と呼ばれる街へやって来た。地獄地震の前夜、自衛隊に護衛され、移動中だった大金塊がこの街に眠っているというが・・・
バイオレンスジャック(9)
早乙女門土は羅刹組と手を組み、黄金の軍隊から金塊を奪取する計画を立てた。しかし、金塊まであと一歩というところで、門土の前にジャックが立ちふさがった!
バイオレンスジャック(10)
関東地獄地震によって、地上への出口を閉ざされた地下街に取り残された人々がいた。「地獄街」と名づけられた入り口も出口もないその街に、ある日突然ジャックがあらわれた!
バイオレンスジャック(11)
閉ざされた地獄街で、対立する3つのグループの戦争がついに始まった。アイラたち女性グループは地上への出口を発見し、脱出を図るが、B地区の野獣たちが迫ってきていた!
バイオレンスジャック(12)
魔王、スラムキングが関東制圧のために作り上げた騎馬武者軍団、それがドラゴン騎馬軍団である。その中でも五指に入ると言われる二天疾風隊とジャックが激突する!
バイオレンスジャック(13)
かつては相撲取りだった連中が、地獄地震を境に、無法者の集団になっていた。極悪非道の限りを尽くす鬼川部屋に虐げられていた海堂猛志のために、ジャックが立ち上がった!
バイオレンスジャック(14)
法の無くなった関東で、警察がまだある街があった。しかし、その警察は「死神警察」と呼ばれ、自分たちの好き勝手に逮捕から処刑までしてしまう、恐怖の組織だった!
バイオレンスジャック(15)
地獄地震によって温泉が吹き出し、まるでジャングルのようなっている一帯があった。パラダイスだと思い、そこに入っていった少年が見たものとは!?
バイオレンスジャック(16)
「地獄街」から脱出していたアイラたちは、ジャングルの中の小さな村で平和に暮らしていた。しかし、「ムーの国」と名づけられたその村に、キバラの魔の手が迫っていたのだった!!
バイオレンスジャック(17)
地獄地震後の関東には、「ハイパーグラップル」と呼ばれる、血なまぐさい格闘技があった。ハイパーグラップルの闘士、アイアンマッスルこと鋼光一は、世界大会へ出場するためアクアポリスへと向かう。
バイオレンスジャック(18)
海洋浮上都市アクアポリスを裏から操っているのは凄ノ王一族の長、朱紗真悟だった。彼を止めるために、バイオレンスジャックはアクアポリスへと乗り込んだ!
バイオレンスジャック(19)
機械道流空手の創始者、兜十蔵の孫、兜甲児は、祖父の死を調査するために関東へとやって来ていた。そこで甲児は、行方不明になっていた機械道の達人、Zことジム・マジンガと再会する!
バイオレンスジャック(20)
黒の森へと逃げ込んだジャックを追って、スラムキングは単身、黒の森へと入って行った・・・謎につつまれていたスラムキングの過去がついに明らかになる!
バイオレンスジャック(21)
山岸、十兵衛、あゆちゃんたちは、地獄地震後の関東で、セイント砦というコロニーを作り、自給自足の生活をしていた。そこへヒゲゴジラが食料を分けてもらいにやって来るが・・・
バイオレンスジャック(22)
魔王ダンテと融合したヒゲゴジラは、ダンテ教団を名乗り、無法者たちを次々と仲間にしていた。そして、十兵衛とあゆちゃんを狙うヒゲゴジラはセイント砦へと攻め入った!
バイオレンスジャック(23)
関東のハイエナ、殺し屋三兄弟が、番長先生の小学校にあらわれた。そこに居合わせた、少年の姿をしたジャックが、子供たちを守るため、殺し屋三兄弟に戦いを挑む!
バイオレンスジャック(24)
関東に散っていた三人のジャックたちが集ろうとしていた・・・魔王スラムキングと怪物バイオレンスジャックの対決が迫っていたのだ。ドラゴンの軍団を突破したジャックはキングに一騎打ちを挑む!
バイオレンスジャック(25)
菊野雪は荒廃した関東で、自分の身を守るために。男装して生き延びていた。しかし、ある時クラーケンの奴隷狩りにあってしまい、地獄の奴隷農場で働くことになってしまった!
バイオレンスジャック(26)
クラーケンの支配する奴隷農場では、多くの人々が奴隷として過酷な労働を強いられていた。しかし、ジャックがやって来たことをきっかけに、反乱の芽が生まれ始めていた!
バイオレンスジャック(27)
雪とジャックを中心に、とうとう奴隷たちが立ち上がった!時を同じくして、逞馬軍も奴隷農場の解放に向かった。謎につつまれていたクラーケンの正体がついに明らかになる!
バイオレンスジャック(28)
鋼鉄の鎧を身にまとい、全身に武器を装備した究極の兵器、アイアンカイザーが関東の地で実験を開始した。ターゲットに選ばれた小角裕はアイアンカイザーに追われ続けるが・・・
バイオレンスジャック(29)
裕はスラムキングにアイアンカイザーをぶつけることを思いつく。しかし。その企みは失敗に終わってしまい、裕は大断層の底でアイアンカイザーと対決することになってしまった!
バイオレンスジャック(30)
ニューヨークの大富豪、ハニー如月は行方不明の兄が関東にいるかもしれないという情報をつかんだ。兄を探すために、ハニーは仲間を集めて、無法地帯となった関東へと乗り込むが・・・
マジンサーガ

マジンサーガ

著者自身の代表作『マジンガーZ』を新たな視点から再構築した『マジンサーガ』がついに電子書籍で登場!! 精神力で自在に形状を変えることができる超精神物質“Z”。この物質を用いて生み出された“神の鎧・マジンガーZ”。父から託された研究成果である“マジンガーZ”を装着した兜甲児は、その力をコントロールしようとするのだが……。
天空之狗

天空之狗

“神”として“妖怪”として親しまれてきた“天狗”に独自の解釈を加え、イマジネーションあふれる作品世界に昇華させた『天空之狗』がいよいよ登場。天空社は表向きオカルト月刊誌「ミスト」を発行する出版社だが、本来は“天狗”としての使命を果たすためのメンバーが集った超能力者集団“天空之狗”だった。太古の昔より人間の精神に取り憑き、人間を食い物にしてきた闇の魔物・禍霊(まがつひ)の封印が解かれつつあることを知った“天空之狗”は、この世界を守るため“この世の外”との戦いに挑む。
THE BIRD

THE BIRD

永井豪が生み出したもう一つのバイオレンスアクション。中空を考え込みながら舞う翼の生えた人の姿があった。人間の世界に憧れを抱き、ホームを脱走、仲間から追われる身となったデビット・バード。彼の目に映る人間社会とは……? 追う者と追われる者の壮絶な戦いが始まる。
ミストストーリー

ミストストーリー

著者入魂の連作短編集。霧の中では現実が歪み、この世とあの世の境界が現れる。「ミストストーリー」(「霧」の中の物語)、そこにはもう一つの“現実”がある。面や人形に興味を持っている少女・ミコ。友人から冗談っぽく自分の顔が「お面」っぽいと言われ、両手で顔を持つ。──「面」、自殺した丸石の代わりの雪だるまを作っていた白田は、丸石をいじめていた黒条のグループから目をつけられる。翌日、黒条のグループだった徳森と幸原が殺される事件が起きる。──「雪」など7編を収録。
神話大戦

神話大戦

古代インドの長編叙事詩『ラーマーヤナ』を大胆にアレンジし、日本人にも馴染みやすいSFの世界観で展開した『神話大戦 ラーマーヤナ編』がいよいよ登場!! ラーマ王子と美しい妃シータ、勇者ハマヌーンの物語が、永井豪の芳醇なイマジネーションをもとにいま鮮やかに蘇る。突如、ランカ島(現スリランカ)の人々を魔神ラーヴァナが襲う。神にも悪魔にも殺されることがないラーヴァナに邪悪な波動を感じたインドラ神は、インドラの必殺の武器ヴァジラを手に立ち向かうのだが……。「アジアの人々のほとんどが『ラーマーヤナ』の物語を知っているのに、アジアの一員である日本人がほとんど知らないのはかなしい。マンガで描こうと思った」(『神話大戦』解説 永井豪より)