あらすじプールの女王小巻の父の一言によって、突然1500メートル自由形に出場することになった亜子。動揺するも、大谷の言葉を胸に、プールに飛び込んだ。優勝はできなかったものの、初出場で2位となり、皆の注目を一身に受けた。決勝ではノーブレスという、息継ぎをせずに泳ぐ泳法で泳ぎきり、優勝を果たした。しかしそれは慎のことも、大谷のことも、すべてを忘れるためだった。ある日、亜子は偶然、大谷と慎の関係を知ってしまう。これによって、亜子の恋はますます深みにはまっていくのだった。