荒野に現れた一人の賞金稼ぎ、ヒナコシラトリ。だが、彼女の真の目的は決して賞金稼ぎなどではなかった。はるか東の彼方にある無敵の戦士の町“マナビー町(タウン)”。だが、ある男によって町は全滅に追い込まれ、生き残ったヒナコは復讐のために、唯一の手がかりである「火薬銃(パウダーガン)」を使うというその男を追い、荒野を彷徨いつづけていたのだ。そして、ついにその男が最強の拳銃使い“ブラックホースのリー”であることを突き止めるのだが…。『最終教師』の主人公で、著者・山本貴嗣のお気に入りキャラクターである“ヒナコ”を新たに展開させたアクションストーリーの第一部。