あらすじ

▼第1話/君がいた夏▼第2話/あの夏の少年▼第3話/少年の瞳▼第4話/あたしの場所で▼第5話/Dear Friends▼第6話/small town girl●あらすじ/ゆーじは社長Jr.の健太自ら各部署から精鋭を集めて立ち上げた「ライテックス」創業50周年記念事業プロジェクトのリーダーに指名される。会社の原点回帰を目指すこのプロジェクトは「たった一人の幸せのために、たった一つの靴を作る」というゆーじの一言で動き始める。そして多数の応募の中からゆーじが選んだその「ひとり」とは?(第1話)▼藤井圭吾、中学2年生。陸上をやっている彼の住む町を訪れたゆーじ。いっしょについてきた二階堂といっしょに彼を尋ねてみると、つっけんどんに「やっぱり靴はいらない」と言われてしまう。その理由とは? 翌日、陸上部員達の集まるグラウンドへ行ってみると…(第2話)●本巻の特徴/連載終了時、全25巻の予定だったが、全体を大幅に拡張&描き下ろし。最終章に新しく約1巻分が追加されている。●その他の登場キャラクター/二階堂(ライテックスの人事部主任。ゆーじとは入社以来の知り合い)
いいひと。 1巻

▼第1話/START!▼第2話/TWO HEARTS▼第3話/終わりの季節▼第4話/with▼第5話/幸せになりたい▼第6話/曇りのち晴れ▼第7話/笑顔の行方▼第8話/ありがとう▼第9話/KIDS BLUE▼第10話/PRIDE▼第11話/Maybe Tomorrow●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から、就職のために上京。周りの人の幸せが自分の幸せと言い切る“いいひと”なのだが…)、桜妙子(雄二の高校時代からの恋人。北海道にいるため雄二とは遠距離恋愛)、二階堂千絵(東大卒のキャリアウーマンだが、会社や仕事に不満の毎日)●あらすじ/北野雄二はスポーツメーカー「ライテックス」に就職するのが夢だった。“いいひと”すぎる雄二は、困っている人をみると親切にせずにはいられない性格。北海道から就職試験のために何度も上京するのだが、その度にハプニングに巻きこまれ、遅刻を重ねてしまう(第1~3話)。▼やっと就職できた夢の会社なのに新入社員研修でまたもや遅刻の雄二(第4話)。▼研修地先に向かうバスもなくなり、走って現地へ向かう途中、副社長の車に便乗できたのだが(第8話)、▼研修地先では苛酷な試練が待ち受けていた(第9話)。▼おまけに会社の主任である千絵との仲を疑われるはめに(第11話)。●本巻の特徴/この第1巻では、雄二がなぜライテックスに入社したかったのか(第1話)、また入社するまでの経緯などが紹介される(第1~4話)。

いいひと。 2巻

▼第1話/Revolution▼第2話/Callin’▼第3話/夢を信じて▼第4話/会いたい▼第5話/揺れる想い▼第6話/大迷惑▼第7話/HEART VISION▼第8話/MY FAVORITE THINGS▼第9話/ROAD RUNNER▼第10話/APPROACH▼第11話/One More Dream●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から就職で上京。部長宅に下宿している)、稲葉(新入社員で幹部候補生)、城山部長(人事部部長。雄二と同居するはめに…)●あらすじ/自分の夢だった会社に入社した北野雄二だが、新入社員研修で人事部係長である清田に意見したために、目の敵にされてしまう(第1話)。▼結局、東京本社配属に落ち着き、順風満帆なはずだった、雄二の新生活。ところが、独身寮が使えず、管理人の家に居候することに。なんとそこは人事部部長・城山の実家だった!(第4話)。▼どうやら城山の娘婿はライテックスの社員だったらしいが、自殺したという。複雑な人間関係のなかでもいいひとぶりを発揮する雄二に城山も心を許してゆく。入社式での新入社員代表の挨拶も無事すませ(第7話)、▼会社員生活が始まった。飛び込み営業でシューズを売れるだけ売れという。苛酷なノルマに打ち勝つのは、頭脳派・稲葉か、いいひと・雄二なのか(第8話)。●本巻の特徴/雄二への清田の嫌がらせの原因となる事件がこの巻で勃発(第1話)。また雄二のライバルとなる稲葉がここから登場する(第4話)。

いいひと。 3巻

▼第1話/僕は大丈夫▼第2話/忘れないで▼第3話/あの頃へ▼第4話/FOR MY LIFE▼第5話/Miscast▼第6話/うれしいひとこと▼第7話/しってる?▼第8話/ALONE▼第9話/DON’T CRY ANY MORE▼第10話/天使の休息▼第11話/ゆーじ先輩●主な登場人物/北野雄二(札幌の大学から就職で上京。現在は人事部部長の家に居候中)、城山真理子(城山部長の娘。夫に自殺されるという過去を持つ)、有森係長(女性ばかりの部署「LCチーム」のリーダー。最初は雄二を目の敵にするが…)●あらすじ/雄二の配属先はなんと女性ばかりの部署「LCチーム」だった(第5話)。▼男性に対抗意識バリバリの有森係長を始め女性たちから、かっこうのイジメ対象にされる雄二(第6話)。▼が、雄二は、どんな仕事もこなしていく。そんな雄二に心開いてゆく彼女たちだったが、ついに部署が解散の憂き目に(第8話)。▼有望な企画開発が存続の有無を決めるという。企画書を持ち寄るLCチームのメンバーたち。なかなかいい企画が出ず、焦る有森は部下たちと孤立してしまう。雄二はそんな有森を勇気づける(第9話)。▼そして雄二の企画をついに有森が認めることに(第10話)。●本巻の特徴/ついに真理子の夫が自殺の原因が明かに!(第2話)番外編として雄二と妙子の高校時代のエピソード付(第11話)。

いいひと。(4)

▼第1話/生まれたての朝▼第2話/From the Heart▼第3話/いろんな気持ち▼第4話/Tea For Two▼第5話/優しい雨▼第6話/雨の終わる場所▼第7話/POSITIVE DANCE▼第8話/消せない想い▼第9話/帰りたい 帰れない▼第10話/Dream Factory▼第11話/心のままに●主な登場人物/北野雄二(ライテックス新入社員。女性ばかりの部署LCチームの黒一点)、有森係長(女性ばかりの部署「LCチーム」のリーダー。男性に対抗意識が強い)、橋本常務(工場長から常務に抜てきされた人。女性蔑視が強く、有森に「タコ」よばわりされたことを根に持っている)●あらすじ/雄二の考えた使い捨てバレエシューズの企画が通った(第3話)。▼だが、橋本常務の嫌がらせでプロジェクトはなかなか進行しない。工場に直談判に出かけた雄二と有森だったが、むげに断られてばかり(第5話)。▼やっと見つけた工場も何者かの策略で断られる(第6話)。▼そこで二人はぬいぐるみ縫製工場にシューズの発注をすることを考える。話は順調に進んだが、工場長は常務でないと話をしないという(第10話)。▼常務といえばチームをつぶそうとしている張本人。果たして契約をとることはできるのか。●本巻の特徴/LCチーム粉砕を目論む橋本常務が初登場(第1話)。有森との壮絶なる丁々発止が見もの。

いいひと。(5)

▼第1話/LADY BLUE▼第2話/君がいない▼第3話/WISH YOU WERE HERE▼第4話/ただいま▼第5話/PICNIC▼第6話/空の日▼第7話/PIECE OF MY WISH▼第8話/Good Times Bad Times▼第9話/SMALL ISLAND▼第10話/眠らない街▼第11話/NAKED WOMAN●主な登場人物/北野雄二(ライテックス新入社員。女性ばかりのLCチーム黒一点)、有森係長(女性ばかりの部署「LCチーム」のリーダー)、妙子(北海道にいる雄二の彼女)、橋本常務(工場長から常務に抜てきされた人。女性蔑視が強く、有森に「タコ」よばわりされたことを根に持っている)●あらすじ/橋本常務とぬいぐるみ縫製工場長・小林の接見が決まった(第1話)。▼初めての接待のため、リサーチに奔走する雄二(第3話)。▼あまりの忙しさに北海道にいる妙子とはすれ違いばかり。そしてついに接待の日がやってきた。しかも雄二は同行せず有休をとって北海道に帰ってしまう(第4話)。▼場所を指定した紙だけを渡され、一人接待に挑む有森。果たして雄二のセッティングした接待で有森は契約がとれるのか(第5~8話)。●本巻の特徴/有森を目の敵にしていた橋本常務がだんだん彼女やLCチームの存在を認め始める。また、工場長と娘・真弓の交流も描く(第6話)。

いいひと。(6)

▼第1話/Don’t Leave Me▼第2話/BIRTH▼第3話/SEPARATE WAYS▼第4話/HEART OF SUMMER▼第5話/NICE▼第6話/Angel Night▼第7話/Sweet Lil’ Devil▼第8話/INNOCENT TIME▼第9話/Silent Jealousy▼第10話/OH MY LOVE▼第11話/好きこそものの上手なれ●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の営業部社員)、桃井珠子(ライテックスの派遣社員。売り上げナンバーワンだが、性格に難点あり) ●あらすじ/LCチームの企画は成功したが、事業部に拡大されることになり、結局チームは解散をすることになった(第3話)。▼雄二の新しい配属先はエリートコースである第一営業部。同期の稲葉の担当を引き継ぎ百貨店担当になる(第5話)。▼「会社の派遣である女性社員たちに気に入られることが仕事」と稲葉から聞いていた雄二だったが、その一人である桃井珠子に本当に気に入られてしまう(第6話)。▼そんな折り、派遣社員慰安旅行で熱海にでかけることに(第10話)●本巻の特徴/新しく営業部配属になり、環境や同僚がガラリと変わる。同期入社のエリート・稲葉との運命の再会(第5話)。雄二へ実らない片思いをする派遣社員の桃井珠子が本巻から登場(第6話)。

いいひと。(7)

▼第1話/チャンス到来▼第2話/TURNIG POINT▼第3話/ハートせつなく▼第4話/BAD COMMUNICATION▼第5話/Ready Steady Go!▼第6話/sweet love,sweet pain▼第7話/広い世界で君に出会った▼第8話/ANSWER▼第9話/時代▼第10話/TO THE MAIN STREET▼第11話/Ticket To Paradise●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の営業部社員)、桃井珠子(丸一百貨店の派遣社員。雄二に片思いしている)、桜妙子(北海道に住んでいる雄二の恋人) ●あらすじ/慰安旅行で雄二に迫ろうとする珠子だったが、思いは告げられなかった(第2話)。▼そんな折り、珠子の派遣先である丸一百貨店の水着売り場が廃止されることに…(第5話)。▼会社側は売り場をゴルフ・テニス用品店の専門売場にするという。ところが雄二は百貨店の石田マネージャーを巻き込み、いままでの売り場をMaXporTという膨大な商品量のスペースに改装してしまう(第11話)。●本巻の特徴/本巻で雄二は丸一百貨店の石田マネージャーと出会い、「本当の接客とは何か」を考えさせ始められる(第4話)。珠子の複雑な家庭環境が明かされる(第6話)。また休暇を利用して妙子が上京してくる(第7話)

いいひと。(8)

▼第1話/WONDERLAND▼第2話/二人の夏▼第3話/戦いの火蓋▼第4話/ジェラシー▼第5話/I LOVE YOU▼第6話/INTRODUCTION▼第7話/TROUBLE IN PARADISE▼第8話/REAL▼第9話/IMAGE DOWN▼第10話/SPY▼第11話/素顔●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の営業部社員)、桃井珠子(丸一百貨店の派遣社員。雄二に片思いしている)、桜妙子(北海道に住む雄二の恋人。休暇を利用して上京中)、稲葉(雄二の同期社員。顔もよくて、仕事もできるエリート)●あらすじ/MaXporTが開店した。人手が足りないので、雄二は妙子をバイトとして連れていく。最初はお互いにライバルと気づかない珠子と妙子だったが…(第2話)。▼妙子のあまりに無邪気な様子を見て、珠子は雄二をあきらめることにする(第6話)。そんななか、話題が話題を呼んで、MaXporTは大成功。新聞に取り上げられることにまでなった。インタビューを受ける雄二だったが、営業本部長はMaXporTに不利な情報を流さなければ、会社をクビにするという(第8話)。▼そして取材当日、ついに雄二と珠子は「本当の接客」の在り方に気づく(第10話)。●本巻の特徴/妙子の上京で、ついに珠子と対決(第6話)。前巻で問われた「本当の接客とは何か」の答えが本巻でMaXporTを通して描かれてゆく(第11話)。

いいひと。(9)

▼第1話/Believe▼第2話/UNFINISHED▼第3話/ノーサイド▼第4話/Special Boy Friend▼第5話/卒業▼第6話/STEP IN NOW▼第7話/next door▼第8話/言いだせないまま▼第9話/君は知らない▼第10話/TWO SPIRITS▼第11話/Giant Steps●主な登場人物/北野雄二(「ライテックス」の営業部社員)、桜妙子(北海道に住む雄二の恋人。休暇を利用して上京中)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女)●あらすじ/成功を収めたMaXporTだったが、臨時役員会で廃止が決定された(第2話)。▼石田課長は地方の百貨店勤務に飛ばされてしまう(第3話)。▼妙子も帰郷し、MaXporTメンバーもそれぞれの道を歩むことになった(第5話)。▼もっと多くの人々を幸せにするには、出世することが一番の道だと考えた雄二は(第6話)、▼昇進をエサに一生を棒に振るかもしれない任務につくことになった(第7話)。▼その任務とは三流大学の陸上部監督のポジションだった。何も知らずに大学を訪れた雄二は陸上部の練習を見ていた老人を監督と勘違いして…(第10話)。●本巻の特徴/廃止される前日のMaXporTに仲間たちが集まり、卒業式をすることで、また新しい章が始まる(第5話)。珠子に替わり、今度は1~2巻で登場したに二階堂千絵が再び登場し、新たな恋の予感を感じさせる(第9話)。

いいひと。(10)

▼第1話/君にもできるすべて▼第2話/DREAMERS ONLY▼第3話/WHY?▼第4話/I’m Here▼第5話/RUNNING TO HORIZON▼第6話/SUMMER GAME▼第7話/SAVE ME!?▼第8話/Lonely dreamer▼第9話/YOU’RE THE ONE▼第10話/手紙▼第11話/ただそれだけ●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。営業部から富士野大学陸上部監督に)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女だが少々抜けている)●あらすじ/富士野大学陸上部の監督に就任した雄二。だが、本人はそれをまだ知らされていなかった。しかも、ライバル校である江戸川学院大学の販促担当まで任されることに…(第2話)。▼半月後に控えた多摩川駅伝大会に向けて、雄二が部員にアドバイスした言葉は「がんばらないでください」。そして駅伝当日。雄二の言葉を深読みした部員たちはパニックに陥るが(第3話)。●その他の登場キャラクター/ザハト君(第2、7~9、11話)・ニセ監督(第5、7話)●本巻の特徴/陸上部員たちに「自分の走り」を確認させることで、ひとりひとりの自覚を目覚めさせていく(第4~9話)。また、駅伝に登場する外国人選手を「助っ人」「ガイジン」とよぶことを批判し、彼らも同じ人間であることを気づかせる(第9話)。

いいひと。(11)

▼第1話/NEWS▼第2話/何処へ▼第3話/いちばん近くにいてね▼第4話/新しいスタート▼第5話/あたたかい日▼第6話/夜明けのブレス▼第7話/BrandーNew Sunshine▼第8話/星空の誘惑▼第9話/LISTEN TO ME NOW▼第10話/Everybody●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。営業部から富士野大学陸上部監督に)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女だが少々抜けている)●あらすじ/せっかく箱根駅伝出場という夢に向かって、チームの結束が深まり始めたところに、突如助っ人として、オリンピック出場経験のある滝兄弟がやってきた(第1話)。▼このままでは、全員で箱根を走ろうという夢がかなえられない。皆の心がバラバラになり始めた富士野大学陸上部(第3話)。▼箱根駅伝予選会は目前に迫っている。社長の命令は滝兄弟を予選会に出場させることだった。が、それに反対した雄二に突き付けられた条件は箱根に出場できなければ、雄二はクビにするというものだった。あえて雄二は予選会出場選手をマネージャーの岩館に選ばせることにするが…(第10話)●その他の登場キャラクター/ザハト君(第2話)・滝兄弟(第1、2、3、6、7、9話)●本巻の特徴/タスキという「約束」でランナーをつなぐ駅伝を通して、どんなに違う立場の人間でも同じ目的に向かって一緒に頑張ることができる「仲間」の大切さを描く(第6話)

いいひと。(12)

▼第1話/愛人▼第2話/微笑のその前で▼第3話/絆▼第4話/空の飛び方▼第5話/二隻の船▼第6話/敵がいなけりゃ▼第7話/情熱▼第8話/ねがい▼第9話/いつか、きっと▼第10話/空耳のホイッスル▼第11話/いついつまでも●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。営業部から富士野大学陸上部監督に)、二階堂千絵(人事部主任。東大卒の才女だが少々抜けている)、桜妙子(北海道在住の雄二の恋人)●あらすじ/ついに箱根駅伝予選会出場のメンバーが決定した。そのなかには滝兄弟の名前も入っていた(第3話)。▼バラバラになり始めた富士野大学陸上部。しかし、駅伝に出場するには、予選会を勝たなければならない。そこで雄二たちが考えた作戦とは…(第4話)。▼ついに予選会当日がやってきた。滝兄弟たちの思い上がった行動に、チームはますますバラバラになるかのように見えた。しかも滝兄弟たちはレース途中で棄権してしまう(第5話)。▼監督を解任されてしまう雄二だったが…(第9話)。●その他の登場キャラクター/ザハト君(第4話)・滝兄弟(第3~7、10話)●本巻の特徴/前巻で雄二に「タスキ」の持つ意味を教えられた滝兄弟が、予選会で見えない「タスキ」をチームメイトに渡すことで、お互いに信頼が生まれる(第5話)。

いいひと。(13)

▼第1話/東京の空の下▼第2話/humansystem▼第3話/Wake Up▼第4話/WONDER CASTLE▼第5話/From Yesterday▼第6話/やさしさにさようなら▼第7話/memories▼第8話/さあ 自己紹介▼第9話/WONDERFUL MEMORIES▼第10話/あなたに会えてよかった▼第11話/季節の中で●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。城山の家に居候している)、城山部長(ライテックス人事部部長。顔はコワいがじつはいい人)、桜妙子(雄二の恋人。北海道にいるため、雄二とは遠距離恋愛中)●あらすじ・雄二は通りすがりに、就職試験で行き詰まっている女子大生・藤田小雪と出会う(第1話)。▼聞けば、雄二の会社「ライテックス」にも面接で落とされたという。小雪の就職のために奔走する雄二だったが…(第4話)。●その他の登場キャラクター/木田伸之介(第10話)●本巻の特徴/女子大生・藤田小雪を通して、「女子大生の就職難」、「就職するためにいい大学に入学する」などの問題を提起しながら、現代日本の就職制度や大学の在り方に対する疑問を描く(第1~10話)。また、第3~6巻で登場した、雄二の古巣であるLC事業部が登場し、昔の仲間たちと再する(第6話)。

いいひと。(14)

▼第1話/Any Game Your Life▼第2話/Be Myself▼第3話/きみとあるいてく▼第4話/あぁ▼第5話/孤独の肖像▼第6話/Fallin’ Angel▼第7話/VOICE OF MY HEART▼第8話/心を開いて▼第9話/ひとりじゃない▼第10話/最後の女神▼第11話/RAIN IN MY HEART▼第12話/harvest rain●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。城山の家に居候している)、桜妙子(雄二の恋人。北海道にいるため、雄二とは遠距離恋愛中)、木田伸之介(温かい家庭を作りたいという夢から、ライテックスに入社した新入社員)●あらすじ/入社2年目になった雄二は、自分の新入社員の頃を思いださせる木田伸之介と出会う(第2話)。▼しかし、ヤル気いっぱいだったはずの木田は、販促部業務課という事務職に配属され、五月病にかかってしまう(第6話)。▼雄二は再び木田にヤル気を取り戻させるため、新しく「課」を作ろうとする(第9話)。●その他の登場キャラクター/二階堂千絵(第1、2、9、12話)、清田係長(第1、4話)、稲葉(第1~3話)●本巻の特徴/苦労してせっかく就職しても、自分のやりたい仕事に就けるわけではない。会社に入ることが目的になってしまっている現代日本の問題をとおして、サラリーマン=会社人間の悲喜こもごもが描かれる(第6~8話)

いいひと。(15)

▼第1話/三人▼第2話/versus▼第3話/困っちゃうんだよなぁ。▼第4話/胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ▼第5話/Let’s Do It Again▼第6話/I Remember You▼第7話/夏の彼方▼第8話/いいひと。F―Today is another day―●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。妙子という北海道にいる彼女がいる)、木田伸之介(販促部業務課の新入社員)、小鴨奈緒美(同じく新入社員で稲葉の部下。姉は販促課)、立川一郎(金丸繊維の技術者。自分の作りたいのは「エロ」なもので、それ以外は作らないという信念を持っている)●あらすじ・新しく「作ってみます課」を発足させた雄二と木田。小鴨奈緒美も加わって3人での模索が始まった(第1話)。▼そこで3人は水と陸を行き来できるような水着を作ろうとする(第2話)。●その他の登場キャラクター/稲葉(第1、4、6話)、美内利行(第2~6話)、橋本常務(第3、6話)●本巻の特徴/自分の希望職でない仕事に就き焦る新入社員・木田と奈緒美(第1話)や、給料のためだけに仕事はしたくないという技術者・立川(第4話)を通して、会社という社会の理不尽を描く。また「モノ」を作る行為を通して、大切なのは「モノ」ではなく、それに関わる心と表現し、社会といえども人の集まりだということを強調している(第5話)。なお、第8話「いいひと。F―Today is another day―」は番外編

いいひと。(16)

▼第1話/Mermaid In Blue▼第2話/ガラスのメモリーズ▼第3話/終わらない夏に▼第4話/FORGET ME NOT▼第5話/これから▼第6話/世界で一番遠い場所▼第7話/I still remember▼第8話/最後の楽園▼第9話/思い出にかわるまで▼第10話/雪に願いを●主な登場人物/北野雄二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。妙子という北海道にいる彼女がいる)、木田伸之介(販促部業務課の新入社員)、小鴨奈緒美(同じく新入社員で稲葉の部下)、城山真理子(雄二の居候先の奥さん。城山部長の娘)●あらすじ/水と陸を行き来できるような水着『アキュ・エアー』の試作品を販売しようと海にやってきた雄二たち。が、監視員やヤクザの妨害に遭い、なかなかうまくことが運ばない。そこで雄二たちが最後の手段としてとった行動は…(第1話)。▼雄二、木田、小嶋の3人で作った『アキュ・エアー』がライテックスの夏の主力級商品に! 実力が認められた木田と小嶋はアキュエアー事業部という新規開拓チームに転属になった。が、雄二の新しい配属先はなぜか社長室付の秘書課だった(第3話)。●その他の登場キャラクター/稲葉(第1話)、美内利行(第2話)、橋本常務(第2話)●本巻の特徴/3~6巻で雄二が所属していたLCチームの先輩・山下が、大阪の事業部員として再登場(第5~9話)

いいひと。(17)

▼第1話/Brand-New-Menu▼第2話/Around The Secret▼第3話/Father▼第4話/恋▼第5話/Seeds▼第6話/君が家に帰ったとき▼第7話/BIG BOSS▼第8話/everybody goes▼妙子先生▼第1話/Teenage Walk▼第2話/どんなときも どんなときも どんなときも▼第3話/every little thing every precious thing●主な登場人物/北野優二(スポーツメーカー「ライテックス」の社員。北海道に妙子という彼女がいる)、城山真理子(雄二の居候先の奥さん。城山部長の娘)桜妙子(大学4年生。巻末3話の教育実習編の主人公)●あらすじ/なぜかライテックスの秘書課に配属になった優二。正式配属が決まるまでの間、雄二は秘書課全員の秘書として忙しい毎日を過ごしていた。そんな時、ライテックス内では、社長の後継者争いが進行していた(第1話)。▼社長Jr.が本社に復帰することになり、なぜか優二がその秘書を任されることになった。各派閥の思惑も絡み、事態は複雑さを増していくが、当の優二は相変わらずのんびり構えているのだった(第3話)。●その他の登場キャラクター/二階堂千絵(第1話)、城山部長(第2話)、岩倉健太(第6話)●本巻の特徴/巻末には特別編として桜妙子の教育実習の顛末を描く「妙子先生」を収録。

いいひと。(18)

▼第1話/If you gimme smile 妙子先生▼第2話/幸せになろうね▼第3話/prologue▼第4話/prologue・▼第5話/prologue・▼第6話/prologue・▼第7話/prologue・▼prologue・▼第8話/B・BLUE●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー、ライテックス秘書課勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、桜妙子(北海道に住むゆーじの彼女。現在、大学4年生)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる)●あらすじ/ゆーじが就職して早3年。仕事にもかなり慣れ、最近かなり忙しい様子である。そのため、帰りが遅く、なんとなく寂しく感じる真理子。そんなある日、ゆーじが久しぶりに早く家に帰ってきた。張りきって食事の用意をする真理子だが、突然の妙子からの電話に動揺を隠せない様子で……(第1話)。▼大学4年生の妙子は、卒業間近になってもまだ就職が決まっていない。自分の将来に対し、少しだけ不安を感じる妙子。彼女は、教育実習で出会った高校生・庄司のことを思い出していた。庄司は妙子に想いを寄せているようだったが……(第2話)。●本巻の特徴/第18巻は、真理子がゆーじに対する気持ちに気付くまでのエピソードを中心に描いている。また、ゆーじは、リストラ担当に任命されることになり……

いいひと。(19)

▼第1話/GO! GO! Heaven▼第2話/Flash Back▼第3話/Happy?▼第4話/共謀者▼第5話/Will…▼第6話/Say Hello▼第7話/WHO CAN SAY▼第8話/天使になんてなれなかった▼第9話/WALK THIS WAY▼第10話/おかえりなさい ●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー、ライテックス秘書課勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、桜妙子(北海道に住むゆーじの彼女。現在、大学4年生)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる) ●あらすじ/リストラを担当することになった優二は、副社長に直談判し、「人をクビにするのに、自分がクビにならないのは困る」からと、自分を出世させてくれと言い出して…(第1話)。▼真理子は、自分の優二に対する気持ちに気づいて以来、何も手につかない日々を送っていた。一方そんな事には気づかない優二は優二で、リストラ担当として、史上初の入社3年目での課長待遇を命ぜられるのだった。(第2話) ●本巻の特徴/リストラ担当に任命された優二が、「みんなが幸せになるリストラ!?」を目指して奮闘する。

いいひと。(20)

▼第1話/それはなにかとたずねたら▼第2話/ビター・スウィート▼第3話/暮れゆく街で▼第4話/LADY-GO-ROUND▼第5話/LOVE SONG▼第6話/傷ついた翼▼第7話/Brand-new Heaven▼第8話/出会った頃のように▼第9話/幸せであるように▼第10話/365歩のマーチ ●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー、ライテックス秘書課勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる) ●あらすじ/リストラのプロジェクトチームを立ち上げた優二。リストラ対象にリストアップされた人々を集めて、プロジェクトへの参加を募る。中には怒り出す人も出る始末。とても参加者は現れないと思っていたところ、文化事業部の矢口部長が訪ねてくる。彼は専務から、このリストラには副社長の陰謀が絡んでいると聞かされ、様子を探りに来たのだが…(第1話)。▼「このプロジェクトチームで何をするつもりなんですか?」探りを入れるつもりが逆に聞かれてしまって、矢口は、とっさに本音とも取れる言葉で答えてしまう。そこに矢口が来ていることを聞きつけた3人がプロジェクトに参加しようと現れる。そのうちの一人から、優二の人望の厚さを聞かされた矢口は次の手に出る(第2話) ●本巻の特徴/リストラ担当に任命された優二が、「みんなが幸せになるリストラ!?」を目指して奮闘する。

いいひと。(21)

▼第1話/この街▼第2話/幸せ探して▼第3話/素直▼第4話/二人のハーモニー▼第5話/THE POWER SOURCE▼第6話/Home Sweet Home1▼第7話/Home Sweet Home2▼第8話/Home Sweet Home3▼第9話/たとえあなたが去っていっても ●あらすじ/会社に姿を現さない上司・岩倉健太の自宅に出むこうと、優二は電車で移動中だった。そこに、白昼の車内の中を転がるひとつの空き缶。“いいひと”優二が目を背けるはずもなく、転がる空き缶を拾おうとして手を伸ばした途端、再び空き缶が転がり出し、なかなか掴むことができない。そのときになって始めて、優二はようやくその気まずさに気付く。電車が駅で止まり、やっと拾えると手を伸ばした瞬間、今度は横から伸びる手があった(第1話)▼駅に着いたはいいものの、優二は電車を間違え、所持金が足りなくなってしまっていた。とりあえず目的地を探していると、道端に大根が落ちている。さっき電車のなかで出会ったおばさんのバッグのヒモが切れ、道路に荷物を広げて困っているのだった。優二はネクタイを犠牲にしてバッグのヒモを補修し、このあたりの土地感もまるでないのに、風邪気味のおばさんを背負って道案内をする羽目に(第2話)。●本巻の特徴/大手企業であるライテックスの社長の息子であり、トラウマのせいですっかり心がねじ曲がってしまった岩倉健太に、優二は前向きな心で立ち直るきっかけを与えることができるか。そして巻末には、ひょんなきっかけから、一緒に旅行をすることになった優二の彼女・桜妙子と城山真理子の、優二をめぐってすれ違い続ける二人旅の顛末を収録する。

いいひと。(22)

▼第1話/たとえあなたが去っていっても2▼第2話/たとえあなたが去っていっても3▼第3話/せめてものI LOVE YOU▼第4話/Change by me▼第5話/生まれ変わるために▼第6話/Loving You▼第7話/SMILING▼第8話/ある男のメロディー▼第9話/少女時代 ●あらすじ/ひょんなことから札幌の温泉宿に一緒に泊まることになった真理子と妙子。真理子はゆーじに魅かれていることを隠そうするが、妙子に「ゆーじのことキライなんですか?」と聞かれ、思わず「好きです!!」と答えてしまう。真理子は動揺するが、妙子はその言葉を軽く受け止め、ゆーじが嫌われていないと知って安心する。しばらく雑談を交わす二人。ところが真理子は、亡き夫との思い出を忘れかけている自分に気付かされる…(第1話)▼アルコールが入って気の大きくなった真理子は、妙子を強引に露天風呂に連れ出す。ところが妙子は無理に付き合ったビールのせいもあって、湯船でのぼせてひっくり返ってしまった。部屋に戻った妙子は、真理子が夫と過ごすための時間を台無しにしてしまったことを心から謝る。真理子は妙子を見つめながら、夫との思い出を忘れつつあることを打ち明けるのだった…(第2話) ●本巻の特徴/秘書課に配属され、社長Jrとリストラの仕事を担当することになったゆーじ。ゆーじはリストラ対象者を集めたプロジェクトチームを結成するが、Jrをつぶそうと目論む専務がさまざまな妨害工作を仕掛ける。社内では仕事がやりにくいことに気付いたゆーじは、何とプロジェクトチームの法人化計画を打ち出す(第4話)。

いいひと。(23)

▼第1話/希望の轍▼第2話/Do me▼第3話/恋したっていいじゃない▼第4話/メリーゴーランド▼第5話/僕であるために▼第6話/声を聴かせて▼第7話/Calling▼第8話/この愛の始まりも 恋の終わりも▼第9話/REINCARNATION●あらすじ/役員会まであと4日、優二たちリストラプロジェクトの成果は「リセット制度」という名のもとにまとめられた。それを報告するための役員会に、健太の代理として自分が出ると言い出す優二。野口と二階堂は、優二に代役が勤まるのか、そしてこの「リセット」制度が、本当にみんなが幸せに出来るものなのか不安を覚えていた。一方、優二が役員会に出席すると聞いた矢口は、ことの顛末を健太に問いただすが…(第1話)▼運命の役員会を翌日に控え、「大日本リストラ」の取締役名簿に聞きなれない名前を発見した野口は、健太に何者かを確かめようとしていた。その人は健太の義理の父で、第一帝都銀行の会長である「石原勉」氏に頼みこんで、自らがもっとも嫌っていたハズの裏工作を計画していたのだった。しかし健太は、それを実行に移す前に、彼にとって一番大切な人と会って話をしておきたいと思い立つ(第2話)●本巻の特徴/健太はなんと役員会をすっぽかして、真理子とデートをすることに!! そして代役として役員会に出席する優二。そして「大日本リストラ有限会社」が作り出した「リセット」制度の全容が明らかになる!?●その他の登場キャラクター/矢口(リストラチームの中心的な人物。専務の画策により、ゆーじを誤解している)、野口(ゆーじより1年後輩の秘書課の女の子で元体操の選手。オリンピックで再起不能のけがを負う)、二階堂(ライテックスの人事部主任。ゆーじとは入社以来の知り合い)

いいひと。(24)

▼第1話/大切な時間▼第2話/まだ見ぬ君へ▼第3話/これがはじまりだから▼第4話/LittleWing▼第5話/家に帰ろう▼第6話/君が思い出になる前に▼第7話/君は誰と幸せなあくびをしますか ●あらすじ/ゆーじと野口は、いつもの公園の大きな木の下で、いままでのことを思い返していた。会議に遅刻した健太は、会議室でただ一つ空いている社長の席につく。その行動は、役員たちに、社内に出回る「社長危篤」の怪文書の影響をあって、いらぬ誤解をさせてしまう。そのあと会議は「ReSET」制度の話題に移り、健太は「会社はもっと社員一人一人と面と向かっていくべきだ」と話すが、居並ぶ役員は難色を示す…(第1話)▼会議の場でついに公にされた「社長危篤」の怪文書。これを機に、会議は派閥抗争の場と化す。これを目の当たりにした一般社員たちは、会社へ託した夢を語り始める。そして健太自身も会社への夢を、そしてこれを実現するために、あんなにも嫌っていた社長の座への意志を表明する。そして「ReSET」を叶えてほしいと訴える。すると突然、病気療養中の社長が会議に姿を現して…(第2話) ●本巻の特徴/ゆーじたちリストラプロジェクトチームの結晶「ReSET」制度が完成!! はたしてこの改革案の行方は!? そして仕事を終えたゆーじは北海道へ飛ぶ!! ●その他の登場キャラクター/矢口(リストラチームの中心的な人物。専務の画策により、ゆーじを誤解している)、野口(ゆーじより1年後輩の秘書課の女の子で元体操の選手。オリンピックで再起不能のけがを負う)、二階堂(ライテックスの人事部主任。ゆーじとは入社以来の知り合い)

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▼第1話/君がいた夏▼第2話/あの夏の少年▼第3話/少年の瞳▼第4話/あたしの場所で▼第5話/Dear Friends▼第6話/small town girl●あらすじ/ゆーじは社長Jr.の健太自ら各部署から精鋭を集めて立ち上げた「ライテックス」創業50周年記念事業プロジェクトのリーダーに指名される。会社の原点回帰を目指すこのプロジェクトは「たった一人の幸せのために、たった一つの靴を作る」というゆーじの一言で動き始める。そして多数の応募の中からゆーじが選んだその「ひとり」とは?(第1話)▼藤井圭吾、中学2年生。陸上をやっている彼の住む町を訪れたゆーじ。いっしょについてきた二階堂といっしょに彼を尋ねてみると、つっけんどんに「やっぱり靴はいらない」と言われてしまう。その理由とは? 翌日、陸上部員達の集まるグラウンドへ行ってみると…(第2話)●本巻の特徴/連載終了時、全25巻の予定だったが、全体を大幅に拡張&描き下ろし。最終章に新しく約1巻分が追加されている。●その他の登場キャラクター/二階堂(ライテックスの人事部主任。ゆーじとは入社以来の知り合い)

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スポーツメーカー「ライテックス」社員・北野優二は、ケタはずれの「いいひと」。厳しい現代の日本に、このいいひとはどう生きる!? ▼Extra episode/いつか晴れた日に▼第1話/最終章VII・おなじ星▼第2話/最終章VII・空ときみのあいだに▼最終話・きみのうたは ぼくのうた▼あとがき●登場人物/北野優二(国内最大手のスポーツメーカー・ライテックス勤務。なぜか人事部長の家に下宿している。通称ゆーじ)、桜妙子(ゆーじの恋人。北海道で暮らしている)、城山真理子(城山人事部長の娘。夫とは死別、一人娘がいる。実は優二のことが好き)、鈴木健太(ライテックス社長の息子。通称Jr.)、二階堂(ライテックスの人事部主任。ゆーじとは入社以来の知り合い)●あらすじ/ライテックス創立50周年記念プロジェクトのリーダーに抜擢された優二は、一人のためだけに作る“スペシャルシューズ制作”を発案。その一人に、足に故障を抱える中学生の陸上部員・藤井を選ぶ。そしてシューズのお披露目の舞台となる全国中学駅伝の日がやって来た。だが、藤井の幼なじみで、自分では歩くことも出来ないはずの美雪の姿が、朝から見えないというのだ。一方、駅伝会場では、スタート前に藤井が足の故障のことをTVの前で告白、周囲を騒然とさせる。が、レースがスタートしてみると、それを感じさせない快走を繰り広げる……。(第1話)●本巻の特徴/ついに完結を迎える本巻では、ゆーじと妙子の恋のけつまその後が書き下ろしで追加されているほか、著者自らのあとがきも掲載。