あらすじ高熱の後に、手を触れずにモノを動かせる能力を身につけた安田敦は、発症者犯罪対策部――通称・発対の一員となった。そうした中、安田を殺しかけた発症者・暮井が、自身の身の安全の代わりとして発対に「送り屋」の居所を教えた。「送り屋」包囲作戦からはずれた安田の前に、暮井が現れる――!! 歴然とした実力差の前に安田の取った策は――。
異形×現代、というところはドキュンサーガと同じ。 ただ、ドキュンサーガの世界とは別(だと思う。ただ、もしかしたらあの長い歴史の間の人間サイド、さらに日本の話でしたーと言われたらそうかもしれない)で、日本が舞台であることや非モテっぽい主人公など条件が割と俗世に寄せた感じの設定ではある。 とはいえ、すごくまとまっていて(根本的な話ではなくあくまで見える範囲で)面白かったし、3巻で完結しているというのもありイッキ読みしやすくて良かった。 オススメ。