こじらせ作家&純情大学生、――ふたたび! 官能小説の「口述代筆」。奇妙な出逢いをへて恋人になった、嘘つきポルノ作家と大学生。木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが就職したての久住とすれ違い、気まずい空気に…。そんな折、奇しくも再び腕を負傷した木島はかつてを思い出すように、地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせる。そこへ久住がやってきてしまい………。「欲望のままに 真っ白な双丘を 揉みしだき――」「……何やってんですか、先生」作家・木島理生の人生と愛をめぐる、感動のラストストーリー! 【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】