あらすじ

保安隊員クリスが田舎町エルダーに、志願してまで赴任して来た理由は、戦場で傷ついたクリスを救ってくれた人を探すため。そして、図書館の司書セインに、そのイメージを重ねる。一方、セインに淡い恋心を抱く16歳の美少女キャロルは、クリスとセインの仲を疑う。内戦により深く傷ついた若者たちは希望を見出すことができるのか!?
不死鳥のタマゴ 1巻

8年も続いた内戦は戦場から遠く離れた田舎町エルダーにも深い爪痕を残していた。他所者を嫌う旧王党派の土地であるエルダーに、志願して赴任して来た若き保安隊員、クリストファー・ランディス、通称クリス。ある日クリスは、生ゴミの袋を偶然拾うが… なんと中に入っていたのは、ちゅんと名乗るしゃべる鳥!? 見た目はただの鳥なちゅんだが、自分は成長すると不死鳥になると言い出し…!?

不死鳥のタマゴ 2巻

保安隊員クリスが田舎町エルダーに、志願してまで赴任して来た理由は、戦場で傷ついたクリスを救ってくれた人を探すため。そして、図書館の司書セインに、そのイメージを重ねる。一方、セインに淡い恋心を抱く16歳の美少女キャロルは、クリスとセインの仲を疑う。内戦により深く傷ついた若者たちは希望を見出すことができるのか!?

不死鳥のタマゴ 3巻

キャロルにはぶたれ、ゴブ子からは魔術じみたラブコールを送られ、愛されているのか呪われているのかわからない状況に辟易するクリス。そんな騒ぎの中、ふと、この町に来た本当の理由を思い出したクリスは、もっと真剣に恩人捜しをしようと決意を新たにする。だが、そんなクリスに黒い影が付き纏いはじめ…。様々な事実が発覚していく感動の完結巻!