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大学進学を機に４年ぶりに兄・コウと一緒に暮らし始めた紗千。相変わらず子供扱いされるが、ささいな触れ合いで心はざわめく。そんなとき新生活の無理がたたリ寝込んでしまうと、兄に汗をかいた体を拭かれることになって…。目を閉じるのを条件に無垢な体を差し出す。下着を脱がされ、兄の手を感じると胸、背中…さらに体の奥へと伸びて――。でも嫌じゃない。それどころか自分に触れる手は兄ではないと嫌だと気付いてしまい…。
ベッドの上で自分を抱きしめる兄・コウの悲しげな表情を見た紗千は、自分のせいで悲しませていると思い謝るが、コウは妹への欲望から抱きしめていた自分が許せなくなり、紗千を避けてしまう…。お互いが相手を思いやるためにすれ違う二人。それでも一緒の時間を過ごすことで平穏を取り戻そうとするが、将来の話をしたことで兄の秘めていた欲望が再び紗千を襲って!? 「紗千のいやらしい声聞きたい」ソファに押し倒されると、ムリヤリ下着を脱がされる…直接ナカに指を感じると、声が押さえられなくなって…。禁忌が破られたことで紗千は本当の自分の気持ちに気がつくが…!?
「4年分なんだから…もっとしたい」ようやく気持ちの通じ合った紗千とコウ。普段は優しくて控えめな彼が、性欲を爆発させて強引な愛撫で迫ってくる。ベッドやお風呂、朝も夜も抱き尽くされると、全身が疼いて苦しいほど絶頂が止まらなくなり…!!でも、本気のエッチで愛されると、身も心も満たされていくのを感じる紗千。これで、ずっと彼のそばにいられる…と思っていたのに、ある日、コウの恩人である人気小説家・山園にホテルの部屋に連れ込まれてしまい!?さらに、山園に聞かされた衝撃の言葉で、紗千はコウとの恋人としての関係を悩むことに…。血の繋がらない兄妹の切ない恋の結末は――。センチメンタルラブストーリー最終巻!!
