おおたもとゆきけっさくたんぺんしゅう
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ネットで石を買った女と出品者の男の奇妙な出会いを描く『石を買いに来た女』。熟女キラーの中年男が民生委員となって近所の謎を解く『民生委員 馬場笛郎』。『高梨さん』の太田基之が描く、ミステリアスでユーモラスな現代奇譚短編集。
ネットで石を買った女と出品者の男の奇妙な出会いを描く『石を買いに来た女』。熟女キラーの中年男が民生委員となって近所の謎を解く『民生委員 馬場笛郎』。『高梨さん』の太田基之が描く、ミステリアスでユーモラスな現代奇譚短編集。
小学館から出てる本だけど色んなとこで掲載された短編が収録されてるんですね。描かれた順番に収録されてる訳でもないんですがラスト3編が特に好きでした。アパートの隣の部屋にバラバラ殺人事件の犯人が住んでた漫画家と編集者が会話する話、古本に挟まっていた写真に写っていたお尻にアザがある女の人を探す話、自分がどうして幽霊になってしまったのか分からない男に取り憑かれちゃう話、この3つです。途中の小ネタには笑わずにいられないしオチもよかった。