あらすじ――わたしはるりが好き。泣きながら想いを伝えたべに。――ごめん。るりは伏し目がちにそう答えた。いつでも一緒。ずっと仲良しだった二人の間に見えない溝が生まれる…。そんな中進行する文化祭の準備のときべにの告白を見ていた早見が、みんなの前でべにの気持ちを暴露した! るりは思わず早見の頬をたたいた。のんびり定時制高校ものがたり、完結。
定時制高校に通う学生達の話。 そうかぁ、そこに通う人たちも仕事しながらだったり色々な背景があって、自身は経験がなかったのでなるほどなと思いながら読んだ。 主となる柳とるりと、べにの3人。 るりとべに、どうなるかなと思ったけど、、最終的にすごく程よい居心地の良い距離感で、そこに至るまでの二人の気持ちを想像したら何だかジーンとしてしまった。 皆それぞれ答えを出して、社会に出て行く。 しっかりと描かれていたし読みやすく、興味深く読みました。