あらすじ「自分が死ぬ前に、どうしても一言お礼を言いたかったのです」元イギリス外交官サムエル・フォール卿は語り始めた。昭和17(1942)年3月、ジャワ島スラバヤ沖――漂流していた自分たちを救ってくれた、駆逐艦「雷」の艦長の話を…。テレビ・ラジオで紹介され、中学校の道徳授業でも用いられた、大きな感動を呼んだ戦場の秘話、ここに待望の漫画化!救助劇の全容と意義を、工藤俊作の生涯とともに、工藤、フォール卿、そして原作者・恵隆之介の視点から描く。