あらすじ

その日、親友(とも)と妹が俺の敵になった――。第四部[修羅行編]クライマックス!! ――東京湾上のヤマタの塔に乗り込んだハルを迎えたのは空士朗(くうしろう)ではなく、錬金術師・陣(ジン)の眼を額に宿した「親友」のカズナリと妹の秋樹(あき)だった。友と妹が敵に回った事実と完膚無きまでの敗北が、ハルを虚脱させる。そんな彼を砦で待っていたのは、カズナリとの闘いを上回る「死闘」だった……!!
XBLADE + ―CROSS― 1巻

四年前の「大災厄」によって怪物が跋扈(ばっこ)する魔境と化した「東京第十三区」。その地を旅する「化性応身刀(けしょうおうじんとう)」の少女・真名(まな)と彼女の使い手となった少年・ハルを待ち受けるのは、使い手同士が激突する生死をかけたバトルロイヤル──! 剣戟バトルファンタジー『XBLADE』につづくBLADEサーガの新たなる始まり!!

XBLADE + ―CROSS― 2巻

君達、愛しあってるかい? 対戦相手の言葉に揺らぐハルと真名(まな)の心。互いの愛を絆として真の力を発揮する「化性応身刀(けしょうおうじんとう)」と「使い手」、二人の在り方が今問われる――!! 魔界と化した「東京第十三区」を旅してきたハルと真名がたどり着いたのは、旧湾岸埋め立て地の若洲(わかす)砦。そこで二人は、使い手同士のバトルに否応なく参加させられる羽目になる。しかも、対戦相手は四年前の「御前試合」で最後まで勝ち残った使い手と刀だった――!!

XBLADE + ―CROSS―(3)

その日、親友(とも)と妹が俺の敵になった――。第四部[修羅行編]クライマックス!! ――東京湾上のヤマタの塔に乗り込んだハルを迎えたのは空士朗(くうしろう)ではなく、錬金術師・陣(ジン)の眼を額に宿した「親友」のカズナリと妹の秋樹(あき)だった。友と妹が敵に回った事実と完膚無きまでの敗北が、ハルを虚脱させる。そんな彼を砦で待っていたのは、カズナリとの闘いを上回る「死闘」だった……!!

XBLADE + ―CROSS―(4)

ハルと対戦中だった空士朗(くうしろう)が、突如出現した英国秘儀結社連合の騎士団の転移魔術によって連れ去られてしまった。残されたハルは、消えた空士朗や、妹・秋樹(あき)を応身刀にしたカズナリの行方に頭を悩ますうち、彼らと再戦するためのある秘策を思いつく。一方その頃、区外に残された早苗(さなえ)は、再び幼なじみのハルとカズナリに向き合うべく東京第十三区入りを決意していた──。

XBLADE + ―CROSS―(5)

様々な思惑が渦巻く中、ついに始まった「使い手最強決定戦」。第一試合の対戦カードは、四年前の御前試合の四強の一人である三郎(さぶろう)と現代に召喚された「鍵屋の辻の決闘」で有名な剣豪・荒木又右衛門(あらき・またえもん)! 眼前で繰り広げられる、想像を絶する二人の業(わざ)の応酬に、ハルは絶句する……!!

XBLADE + ―CROSS―(6)

「使い手最強決定戦」二日目第一試合で戦った二人は、業も覚悟もハルのそれを遙かに超えていた。自らの未熟さを痛感し、焦燥感に苛まれるハルの控え室に突然対戦相手の老剣士が現れ、言い放つ。「次の試合、棄権せい。ここで死ぬにゃもったいないわ。」彼こそ、室町時代末に居合術を完成させ、忽然と姿を消した剣聖・林崎甚助(はやしざき・じんすけ)であった!!

XBLADE + ―CROSS―(7)

東京第十三区への異界都市ヤマタイ完全召喚の時が迫る中、ヤマタイ制御装置の核<コア>をなす空士朗(くうしろう)のもとへ急ぐハル。そこに立ちはだかったのは、かつての親友カズナリだった!! 衝撃の剣戟バトルファンタジー、最終章「創世編」開幕!

XBLADE + ―CROSS―(8)

互いの業(わざ)を尽くした戦いの末、カズナリと和解したハル。しかし、世界を滅亡に導く異界都市ヤマタイの完全降臨は目前に迫っていた。早苗(さなえ)や草門(くさかど)クリスらと合流したハルと真名(まな)はヤマタイ制御装置の核<コア>をなす空士朗(くうしろう)に最後の戦いを挑む!! 衝撃の剣戟バトルファンタジー、大団円!