あらすじ

競馬の世界は馬七人三といわれるほど、馬の力が大切な世界。底辺騎手の牧聖一(まき・せいいち)は、そこに着目して良い馬に乗るためなら「なんでも」する。たとえゲスと言われても、お構いなしなのだ!
ゲス、騎乗前 1
競馬の世界は馬七人三といわれるほど、馬の力が大切な世界。底辺騎手の牧聖一(まき・せいいち)は、そこに着目して良い馬に乗るためなら「なんでも」する。たとえゲスと言われても、お構いなしなのだ!
ゲス、騎乗前 2
ついに騎乗達成した牧、しかしこれはまだスタートラインに過ぎなかった……。やっぱりレースは勝ってなんぼ。さらなる良い馬への騎乗を目指していっそう営業頑張るぞ!――そして牧がなぜこんな底辺騎手になったのかには、理由があった。第2巻にはそのルーツにも迫る!
ゲス、騎乗前 3
ついに圧倒的な素質を持つ馬に乗ることになった牧。馬の強さこそがレースを制す。この言葉を証明するため、重賞へ挑む!さらには馬主を持ち上げ、北海道へ自分専用の馬ゲットの旅に!?GI奪取も夢じゃない! 牧の営業の集大成がここに!
むすんで、つむいで

むすんで、つむいで

ひとつ屋根の下で育まれる“きょうだい”愛。妹弟が可愛くてお世話しちゃう、兄姉に甘えて反発しちゃう。血の繋がった近い関係性だからこそ生まれる物語とは―――。漫画誌『ハルタ』の書店購入特典として配布され、話題となった漫画小冊子“きょうだい”フェローズ。【姉】【弟】【兄】【妹】に分けて配布されたものを、1冊に再編成しました。計16名の作家が描く、理想の“きょうだい”をお楽しみください。<執筆陣一覧>カラーイラスト:松本水星、大上明久利、高橋那津子、長谷部勇太漫画:松本水星、根志敦子、西田心、富沢未知果、朔本美津妃、天野実樹、福島聡、葛西尚、越谷美咲、西公平、東雲明日香、宇島葉、渋谷圭一郎、朝和、冨明仁、福浪優子
九国のジュウシ

九国のジュウシ

時は戦国、筑前国。戦の歴史の中でも、もっとも激しく凄惨な寡戦(※)があった。【岩屋城の戦い】――。大友家家臣・高橋紹運率いる軍勢は700余に対し、対する島津軍は5万。この戦いで高橋軍は圧倒的少数関わらず、2週間もの長きに渡り籠城戦を繰り広げたと言われている。その立役者こそ本作の主人公、十四郎(じゅうしろう)。彼は森の中で狼に育てられた野生児である。紹運と十四郎の出会いを描く第1巻。十四郎は戦のある度、戦場に赴いた。母である狼の食料としてズバ抜けた強さで兵を蹂躙し、その死体を持ち帰るためである。高橋紹運はその強さを買って自らの陣営に引き入れようと画策するが――。【岩屋城の戦い】でなぜ高橋軍は島津軍と対等に渡り合えたのか。その答えに新しい言説を投げかける、作者の意欲作。(※)少数の兵で多数の兵と戦う戦のこと
ツギハギ漂流作家

ツギハギ漂流作家

【未知の真相を知ろうと大冒険!】未開での冒険を活写した「漂流録」を世に送り出す者達――漂流作家。漂流録は全出版物の95%を占めており、人気作家は引く手あまたの存在である。そんな中、国一番のボロ出版社・ソガノ出版に、漂流作家の神様「フジワラ・ノ・フヒト」の弟子を名乗る、吉備真備が現れ…!? 未知なる物語を探求する冒険活劇、第1巻!