あらすじ

体だけの約束でセックスを重ねてきた義兄弟の秋(あき)と朔(さく)。兄と弟。決して交わってはいけないふたりは、お互いの感情を押し殺すことで、真実から目を背けてきた。だけど、こっそり繋いだ指先から溢れだす愛しさはどうしても止められず…秋は朔への気持ちを加速させてしまう。そんな中、高校時代の旧友・高橋(たかはし)に、朔と手を繋いで歩いているところを見られてしまった秋。高橋によって大きく打ちのめされた秋は、「今すぐ抱いてほしい」と泣きながら朔に縋るが――! 禁断の義兄弟シークレットラブ、遂にクライマックス突入!
3分インスタントの沈黙  act.1

――その日、俺は義理の弟とセックスをした。女好きで軽薄な朔(さく)と女嫌いで根暗な兄の秋(あき)は、両親の再婚をきっかけに家族になった義兄弟だ。ある日、大学進学をきっかけに秋の住む家に押しかけてきた朔。朔に嫌われていると思っていた秋は、同居をきっかけに、可愛い弟との関係を修復しようと奮闘する!今も昔もずっと大事な弟…そう思っていたのに…「気持ちいいキス、してあげよっか」女の子を口説くみたいに押し倒され、秋は初めてキスで感じてしまう。禁断の義兄弟シークレットラブ!!

3分インスタントの沈黙  act.2

義理の弟である朔(さく)と、セックスをしてしまった兄の秋(あき)。「俺達何もなかったよな?」そう自分と朔に言い聞かせ、秋は二人の関係をなかったことにしてしまう…! 秋は幼い頃の朔との大切な想い出を、汚してしまったことを後悔するが、一方で蕩けるような快楽を知ってしまった体は疼きを止められず、秋は朔を想って自慰をしてしまう。“こんなの最低だ”今も朔はどこかで、違う女の子を抱いているというのに――。目が離せない禁断の義兄弟シークレットラブ第2話。

3分インスタントの沈黙  act.3

「…だめだよ。兄さんが言ったんでしょ?“俺で発散すればいい”って」普段は普通の兄弟として過ごし、求められればセックスをする。秋(あき)の軽率な一言は、朔(さく)の理性のタガを外し、二人の関係を狂わせてしまった――。その日を境に、秋は朔に手加減なく抱き潰され、歪で淫らな関係に溺れていく。こんなに奥まで繋がっているのに、どうしてだろう。朔の心がひどく遠く感じるのは…。一度拒んだ心は、もう取り戻せないのか? 痛みと切なさが加速する、禁断の義兄弟シークレットラブ第3話。

3分インスタントの沈黙  act.4

体だけの約束でセックスを重ねてきた義兄弟の秋(あき)と朔(さく)。兄と弟。決して交わってはいけないふたりは、お互いの感情を押し殺すことで、真実から目を背けてきた。だけど、こっそり繋いだ指先から溢れだす愛しさはどうしても止められず…秋は朔への気持ちを加速させてしまう。そんな中、高校時代の旧友・高橋(たかはし)に、朔と手を繋いで歩いているところを見られてしまった秋。高橋によって大きく打ちのめされた秋は、「今すぐ抱いてほしい」と泣きながら朔に縋るが――! 禁断の義兄弟シークレットラブ、遂にクライマックス突入!

3分インスタントの沈黙 act.5

「朔(さく)、お前のことが世界で一番大事だ。だから俺はもうお前とはセックスしない」兄弟の道を踏み外した朔と秋(あき)。そこへ義母から荷物が届く。震える秋に「いいよ…オレ達家族に戻ろう…」そう告げた朔は、秋に黙って家を出た。『恋心を殺しても側にいてくれないなら、もう“普通”なんていらない』きれいで優しい義理の兄に、初めて劣情を抱いてしまった知られざる朔の少年時代。そして、温かい思い出と苦しい現実の狭間に苦悩する秋。禁断の恋は、いつから始まったのか? 二人が最後に出した答えは――。大人気シリーズ感動のフィナーレ!!