あらすじ

江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる! 日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!
勤番グルメ ブシメシ!

江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる! 日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!

勤番グルメ ブシメシ! おかわり

江戸時代は幕末のウマメシを描く、日常系グルメ、待望のセカンドシーズンです ドラマ化とあいまって、ますます絶好調の本作のお品書きは下記の通りになります [お品書き] 五目寿司と青海苔 豚と泥鰌と鰻 三井家の衣紋稽古 蛤の雑煮 干鰈と御膳大蒸籠 奈良茶飯 岩亀楼 鯖の塩焼きと素麺 白玉団子と盛り蕎麦と穴子鍋 芋かんと茶碗盛りうどんと豚肉の味噌鍋 祇園豆腐とにんじんの煮物 ねぎま鍋と鮪のアラ炊き 雁鍋と鰈の甘煮 [担当編集より] 幕末の江戸を生きた紀州藩士・酒井伴四郎、彼が残した日記には血生臭い動乱の日々……… は描かれておらず日々の食事や遊び、観光のことが記されていました 伴四郎の日記をコミカライズした本シリーズもいよいよ2冊目!! 「江戸の食事」をさらに事細かに描きます。NHK BSプレミアムにて放送されるドラマ「幕末グルメ ブシメシ!」(2017/1/10-2017/2/28 毎週火曜 全8回)とあわせてお楽しみください!

勤番グルメ ブシメシ! ごちそうさま

土山しげるの「ラストグルメ」を見逃すな!! 作者逝去のため、絶筆となった「勤番グルメ ブシメシ!」シリーズですが戦国グルメルポ「美味探求記」を同時収録する形で、ついに最終刊発売です。また作中で描ききれなかった主人公の生涯を追う「その後の酒井伴四郎」も特別収録!! [お品書き]鱚の吸い物と汁粉 鴨鍋と鰈の刺身 奈良茶飯と牡丹餅 源五兵衛漬と菊のした水 祇園豆腐 初鰹と竹の子飯 目張の煮つけと白魚蕎麦 特別収録1「その後の酒井伴四郎」 特別収録2「美味探求記」(全八話)

勤番グルメ ブシメシ!

土山しげる先生の魅力を改めて知る

勤番グルメ ブシメシ! 土山しげる 酒井伴四朗 青木直己
野愛
野愛

何も起こらない日常で、いつも通り美味しいご飯を食べる幸せ。たまに、いつもよりちょっと豪華なご飯を食べる幸せ。それはいつの時代も変わらないのだ、と優しく穏やかに教えてくれるような作品。 土山しげる先生の作品に出てくるご飯はどれも美味しそう。でも、それを凌駕するほどの衝撃をいつも感じていたので、純粋に「ご飯が美味しそう」を楽しめることに新鮮な喜びを感じました。 グルメな武士って飯不味かったら店の看板ぶった切ったのち刀で飯作ったりするのかなあ、なんて想像していたことを反省します。 実際描かれているのは、現代人も羨むほど穏やかでのんびりした世界。 むしゃくしゃして鯵のひらきを夜中に焼いたり、体調が悪いのにカツオのたたきをたくさん食べて後悔したり…なんとも微笑ましいエピソードが満載です。 実在の人物・酒井伴四郎が残した日記に基づいた作品ですが、土山先生当時そこにいたんじゃないのと思うほど人物も料理もイキイキと描かれています。漫画界の司馬遼太郎ですね…! こんなご時世ですもの、お家で美味しいものでも食べてブシメシ読んで、少しでも穏やかな気分に浸ってみませんか? とにかくテンション上げたい、元気になりたいひとは食キングとか喧嘩ラーメンとか読みましょう。