あらすじ

幼い頃に「聖戦」を決意した三人。大川昭は米海兵隊、加納豊はニューヨーク支局、白鳥安奈はFBIにいた時期があり、それぞれ自分たちの進むべき道に向けて、始動していく。そして謀略渦巻く米国(アメリカ大使館・CIA)、中国、日本の事件に、それぞれの立場から関わりを持っていくのだった……。
奇蹟の女  1巻

昭和63年、神奈川県久里浜海岸。ジャンヌダルクと呼ばれた小森小夜子を、アメ車に乗った傍若無人の若者たちが容赦なく襲いかかった。その惨劇を目撃したのは、当時10歳の子供たち三人(大川昭・加納豊・白鳥安奈)だった。若者たちにめった刺しされ犯されて死んでいく小夜子……子供たちは、「ボクたちが聖戦を始めなければ」と幼い心で決意する。そして平成21年。昭は自衛官、豊は新聞記者、安奈は警視となっていた。物語は、警視庁に多摩署巡査が現われて始まる……。

奇蹟の女  2巻

幼い頃に「聖戦」を決意した三人。大川昭は米海兵隊、加納豊はニューヨーク支局、白鳥安奈はFBIにいた時期があり、それぞれ自分たちの進むべき道に向けて、始動していく。そして謀略渦巻く米国(アメリカ大使館・CIA)、中国、日本の事件に、それぞれの立場から関わりを持っていくのだった……。

奇蹟の女  3巻

日本がアメリカに依存し従属している現実が、安奈らに立ちはだかり、やがて巨大な謎の組織の存在も明らかになっていく。はたして、安奈たちの「聖戦」の行く末は……国際会議場を舞台に、怒涛のクライマックスへ突入。感動のラストシーンを見逃すな!