あらすじ

「要らない人間が多すぎる」――そう思ったことのある人に捧ぐ、とある破滅の物語。25歳。金なし、職なし、彼女なし。メロメロメロディーズというアニメにメロメロの黒川。その下り坂人生の中で<相手に指を向け、「BAN」と発することで、その人間を消せる能力>を得たことによりはじまるカタストロフィサスペンス。市川AB蔵似の異才・作元健司×ちば賞出身の奇才・津覇圭一による驚天動地の第1巻!!
終末の天気(1)

「要らない人間が多すぎる」――そう思ったことのある人に捧ぐ、とある破滅の物語。25歳。金なし、職なし、彼女なし。メロメロメロディーズというアニメにメロメロの黒川。その下り坂人生の中で<相手に指を向け、「BAN」と発することで、その人間を消せる能力>を得たことによりはじまるカタストロフィサスペンス。市川AB蔵似の異才・作元健司×ちば賞出身の奇才・津覇圭一による驚天動地の第1巻!!

終末の天気(2)

童貞・黒川(くろかわ)は謎のローブの男から<相手に指を向け、「BAN」と発することで、その人間を消せる能力>を得た。初SEX目前で誤BANしてしまい、自暴自棄になり池袋の群集を消しまくった。100人目を消したところで黒川自身が異世界へと引き込まれ、そこで謎のローブの男に再会し、告げられる。「要らない人間」と思って消した100人は終末を回避することができる「要る人間」だったということを――。

終末の天気(3)

童貞・黒川(くろかわ)は謎のローブの男から<相手に指を向け、「BAN」と発することで、その人間を消せる能力>を得た。消しまくった「要らない人間」100人は終末を回避できる方舟に乗れる乗船券を与えられることが判明。しかし、黒川は乗船券をもらうことができず、「要る人間」に含まれた親友の命を犠牲にしてまでなんとか1枚、乗船券を手に入れたのだった……。クズ・黒川がもがくカタストロフィサスペンス、最終巻!!