あらすじ遺伝子操作が産業として発達した世界。水没した街の残骸で暮らす人々の中には、“異種キャリア”と呼ばれる異種遺伝子を持つ者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。自身も何種もの“異種キャリア”を抱えている彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。「人間と他の生物を分かつものは何か」――普遍的なテーマを、作者の専門知識に根ざした緻密な設定と、広大無辺な想像力で描き出す!
構成としてはブラックジャック的なオムニバスといったところかな。ヒト以外の異種遺伝子が何割かまじると人権を失う世界でなかなかのディストピアっぷり。 まだ一巻しか読んでないけどけっこう面白い。