「サリー、君のお転婆ぶりをセラフィーナはどう思っているの…?」ある日、国家機密任務に就くチャールズが何者かに襲われ捕えられてしまった。彼を追って、チャールズが幽閉されている船に忍び込んだセラフィーナは、フランスに到着の後、機転を利かせ無事彼を救出した。セラフィーナの嘘を信じ、彼女を妹サリーと思い込んでいるチャールズは、明るく行動的で勇気のある「サリー」に惹かれ始め、婚約予定の淑女「セラフィーナ」との間で、激しく揺れ動く。一方、セラフィーナも自分の正体を明かせないまま、チャールズへの思いはますます募り、苦しんでいた。