あらすじ

お金持ちのお嬢様として気ままに生きてきたミランダ。スキー旅行に出かけたが、吹雪で遭難してしまった。と、目の前に、明かりの灯った山小屋が。なかには超ハンサムで威圧的な男がいた。その男を山小屋の管理人と思いこみ、ミランダはわがままに振るまう。しかし男はあくまでも高圧的な態度をとる。考えてみれば彼女は、この狭い小屋に、見知らぬ男とふたり閉じ込められたも同然なのだ(「富豪の愛人」)。「ダーリンをさがして」も同時収録。
富豪の愛人/ダーリンをさがして
お金持ちのお嬢様として気ままに生きてきたミランダ。スキー旅行に出かけたが、吹雪で遭難してしまった。と、目の前に、明かりの灯った山小屋が。なかには超ハンサムで威圧的な男がいた。その男を山小屋の管理人と思いこみ、ミランダはわがままに振るまう。しかし男はあくまでも高圧的な態度をとる。考えてみれば彼女は、この狭い小屋に、見知らぬ男とふたり閉じ込められたも同然なのだ(「富豪の愛人」)。「ダーリンをさがして」も同時収録。
大富豪に恋した操り人形【タテヨミ】

大富豪に恋した操り人形【タテヨミ】

父との確執により家を離れ、ひとりバハマで子供を育てながらインテリアデザイナーをしているジア。つらい過去から解放され、やっと自分をとり戻すことができ平凡ながらも幸せな毎日を送っていた。ある日、ジアは自分の目を疑った…息子の父親であり4年前、一度だけ関係をともにした大富豪サントが目の前にいる。これは偶然のいたずら? サントに息子が彼の子だと知られてしまうと、彼はジアを一瞥して「結婚か子供を引き渡すかのどちらかだ」と冷たく言い放ち──。
私の中のイヴ

私の中のイヴ

広告代理店で働くシングルマザーのキャシー。望みは娘との穏やかな暮らしだった。彼女が企画したイヴ化粧品のプレゼンの日、廊下でぶつかった男性は、クライアントの新社長ローハンだった。亡き夫を思い出させるその瞳…頭のなかで鳴り響く警鐘、近づいてはいけないと。でも、娘のためには働かなければならない。目が合うだけで抑えきれない感情が内から溢れるが、彼にはかかわってはいけないと言い聞かせる。なのに彼は傲慢な瞳で見据え、私の中の女性を呼び起こす──。
甘い闇の記憶【タテヨミ】

甘い闇の記憶【タテヨミ】

「借金はその体で返してもらおう」ギデオンの言葉にカレッジは耳を疑った。雇い主である大富豪ギデオンから祖母の治療費を借りたことがこんな事態を招くなんて。少女の頃、甘い官能というものを少しだけ教えてくれた“あの人”かもしれないと、胸をときめかせていたのに。彼がさらに残酷な言葉を投げつける。「自分で服を脱ぐか、それとも脱がせてほしいか?」壁に追いつめられたカレッジは、絶望的な思いで目を閉じた。これが、わたしが憧れ続けてきた人の正体なの!?
ナイスガイはどこへ【タテヨミ】

ナイスガイはどこへ【タテヨミ】

社長である父の右腕ジェド。彼には用心するよう父に釘を刺されたシェルビーだったが、出会った瞬間ふたりは恋に落ちた。しかし不自然なまでに海外出張の多い彼と会えるのはほんのわずかな時間だけ。生活を変えるつもりのない彼に癇癪を起こしたシェルビーはついに別れを口にする。傷心を抱え、静かな山荘で過ごしていたシェルビーだったが、ある日誘拐されてしまう! 絶望に見舞われたとき、助けに来たのは彼女が見たこともない凛々しいジェドの姿だった。
魔女は愛のセラピスト (分冊版)

魔女は愛のセラピスト (分冊版)

妹の縁で知りあった医師ダニエルと、セックスセラピストのレース。職業も性格もまるで正反対のふたりの相性は最悪だった。ところが、ケガをしたレースの面倒をダニエルがみるはめに。ともに過去の苦い思いから、愛を信じられず不信感をあらわにしながらも離れがたいふたり。孤独な魂が寄り添うように、いつしか愛が芽生えていたのだ。けれど激しい欲望を感じあっていても素直になれず、おずおずと唇を重ねるばかり。が、やがてふたりは鼓動が重なるほど接近し…。
試し読み
アマルフィの純真

アマルフィの純真

自分を変えるため、ひとりアマルフィを訪れたケイティ。旅の途中、鞄を盗まれ途方に暮れていると、そこに現れたのはあろうことか5年前、愛を求め拒絶されたジャレッド・ケインだった。どうして彼がここに? 義兄の友人でもある彼は、連絡が途絶えたケイティを心配した姉夫婦に頼まれ探しに来たのだ。言い訳も拒絶も聞く耳をもたない彼に高級車に押しこまれ、カプリ島のヴィラで彼と同居することに!? 恐ろしいほどに魅力的な彼にもう二度と惑わされたりしないわ──。
大富豪に恋した操り人形 (分冊版)

大富豪に恋した操り人形 (分冊版)

父との確執により家を離れ、ひとりバハマで子供を育てながらインテリアデザイナーをしているジア。つらい過去から解放され、やっと自分をとり戻すことができ平凡ながらも幸せな毎日を送っていた。ある日、ジアは自分の目を疑った…息子の父親であり4年前、一度だけ関係をともにした大富豪サントが目の前にいる。これは偶然のいたずら? サントに息子が彼の子だと知られてしまうと、彼はジアを一瞥して「結婚か子供を引き渡すかのどちらかだ」と冷たく言い放ち──。
息づく素肌 (分冊版)

息づく素肌 (分冊版)

一夜の過ちでできた子供より最悪なのは、あなたを本気で愛してしまったこと――同僚の医師ベネデット・メディチは伯爵の称号までもつイタリア名家出身のプレイボーイ。貧しい家庭で誰からも顧みられず育ったカーチャにとって、人生を楽しむことに長けたゴージャスな彼は生きる世界の違う雲の上の存在でしかなかった。そう、愛する人を失い絶望に打ちひしがれるあの日の彼を見るまでは…。あの夜彼が私を求めたのは手近にいたから。ただそれだけだとわかってはいるのに…。
わたしの中の他人 (単話)

わたしの中の他人 (単話)

目覚めると、シェリーは病院のベッドにいた。きわめて魅力的な男性が顔をのぞき込んでいる。事故を起こし、昏睡状態にあったらしい。記憶はすべて失われていた。魅力的な男性ラウールは夫だという。事故前の自分について語られる話を聞けば聞くほど、とてつもない違和感を覚え、不安でたまらなくなった。自分が育児放棄のあげく派手に遊び歩くモデルだったなんて、想像もできない。しかし違和感以上につらかったのは、夫であるはずのラウールから受ける拒絶だった!
ボスに捧げた夜【分冊】

ボスに捧げた夜【分冊】

財閥の御曹司として、父に代わり臨時のCEOを務めることになったヒュー。仕事よりも女性を愛する天性のプレイボーイの彼だったが、有能な秘書キャスリンにより遊びの時間はすべて削られ、いまや仕事漬けの日々だった。だが、最初こそ反発したものの、ヒューはキャスリンを恨むどころか、近頃彼女にどんどん惹きつけられていた。他の女性など目に入らないほどに。ある朝、顔にあざを作って泣きはらすキャスリンを見て、抑えてきたヒューの想いが一気に溢れだし!?
大富豪と誘惑旅行【2分冊】

大富豪と誘惑旅行【2分冊】

ジェスは好きだった仕事を突然奪われてしまった。原因は新しい経営者の鶴のひと声。大切にしてきた店を机上の判断で潰されてしまったのだ。その上恋人に突然別れを告げられてしまい、落ちこんでいた。仕方なく父のハイヤー会社の手伝いをしていたある日、チャンスが訪れる。「1日千ドル、3日間頼みたい」電話の主はクビにされた会社のCEO!! もしかして、彼を“説得”すればまたもとの仕事できる? でも不機嫌そうな人…そんな彼とふたりきりなんて大丈夫かしら?
試し読み
恋した人の名は・・・

恋した人の名は・・・

愛していると知られれば、この結婚は終わってしまう夫ブレイクの乗った飛行機が行方不明になった。その時ジュリアーナは初めて自分の気持ちに気づき、愕然とした。ああ…彼をこんなにも愛していただなんて! ブレイクは無事に戻ってきたものの、ジュリアーノは冷静な自分を取り繕うのに必死だった。彼とは子供の頃からの友人で、お互いの目的のため結婚した。彼は妻に愛されることを望んでいない男性…気持ちを知られれば結婚生活は終わってしまう。ああ、でも…私はこの想いを一生秘めつづけなければならないの?
家政婦が夢見た九カ月

家政婦が夢見た九カ月

テレビ番組の司会者ジェイクは頭を抱えた。家族を養うために人生をすり減らした父のようにはなりたくない。だから結婚なんてもってのほかなのに…なぜ雇った家政婦がこんなに可愛らしい女性なんだ!? 一方、家政婦アビーは驚いた。まさか雇い主が、オーストラリア中の女性の心を奪っていると噂の有名人だったなんて。でも彼はいつもそっけないし、私は嫌われているに違いないわ。お互い距離を置こうとするジェイクとアビーだったが、思いがけない運命が訪れて…?
嘘と嘘の間 (単話)

嘘と嘘の間 (単話)

美しいイタリア人実業家の夫レオ、かわいい息子と娘――ブルックは絵に描いたように幸せな結婚生活を送っているはずだった。けれど、偶然義父母の衝撃的な会話を耳にしてしまう。レオは、かつて婚約していたフランチェスカを実の兄に奪われたのだという。信じたくない…夫が私ではなくずっと兄嫁を愛していたなんて。義兄亡き今、フランチェスカを慰めるためと言い訳して、レオは兄嫁の家を今夜も訪れている。私はこのまま見て見ぬふりをしなければいけないの?
誘惑された白雪姫 (単話)

誘惑された白雪姫 (単話)

内気なヴァイオレットは25歳の今もバージン。学生時代をにきびに悩まされ、現実の男性から遠ざかってロマンス小説ばかり読んでいた彼女は、今さら恋愛なんてできないと思っていた。けれどある日、チャンスが訪れる。大晦日のパーティーで、レオ・ウルフと名乗る年上で離婚経験が2回もある大富豪と知りあったのだ。罰当たりなほどセクシーな彼のまなざしは、白雪姫の仮装をした彼女のハートもからだも熱くさせた。彼に男と女のすべてを教えてもらえるなら…。
セクシーな遺産 (単話)

セクシーな遺産 (単話)

ジェシカは、1度しか会ったことのない伯母から突然、遺産を遺された。リゾート地にある島のホテル――伯母とはろくに話したこともないのに、どうして!? さらに、相続には奇妙な条件がついていた。1か月間、島で暮らすこと。島に居候しているミスター・スレイドをそのまま住まわせること。事情がわからぬまま島を訪れた彼女の前に現れたミスター・スレイドは、うっとりするほどの美しさで!! こんなにセクシーな男性と1か月もふたりで暮らさなければいけないの!?
この愛はぜったい秘密 (単話)

この愛はぜったい秘密 (単話)

サマンサは、とびきりハンサムでセクシーな社長ガイの秘書。胸に秘めた切ない思いが報われる日を夢みてきたけれど、彼は自分と正反対の女性とばかりデートして、見向きもされない。ついに耐えきれなくなった彼女は辞職を願い出た。だがそんな時、ガイの父親が入院する。唯一の肉親を失いかけて動揺した彼は、サマンサに命じた。「結婚する気はないが、僕の子供を産でくれる女性を探してほしい」と。――すると彼女は思わず口走っていた。「私があなたの子供を産むわ」
恋人 買います (単話)

恋人 買います (単話)

独身主義をつらぬくケートは家族にすら同性愛者だと誤解されてしまう始末。そんな彼女が偶然救った男性ロイは元フットボール選手のスター! しかも今はジゴロ!? 一緒に帰省する恋人もいないケートに彼の口から出た言葉は「僕を雇ってみないか?」。家族の目にうんざりしていたケートは、恋人役を演じるロイとともに帰省する契約を交わす。彼とはあくまでも恋人のふりをするだけ。絶対にそれ以上の関係にはならないという決意とは裏腹にケートの心は揺れ動いて……。
意外なエピローグ (単話)

意外なエピローグ (単話)

恋人を突然亡くしたリンダは、悲しみのあまり無謀なことを思いついた。子供が欲しい。できれば恋人に似た黒髪の。でなければ、この胸がはり裂けてしまう…。思いつめた彼女は兄に頼んで匿名の精子提供者を探してもらい、男児を出産した。――こうしてシングルマザーとして生きることになったリンダの前に、恋人候補が現れたのは1年半後。家事も育児も完璧にこなす兄の友人ニックだ。でも彼はリンダのことを「亡き恋人の子を産んだけなげな女性」と美化していて…?
秘書に哀れみのキスを【2分冊】

秘書に哀れみのキスを【2分冊】

希望と不安に満ちた出社初日、テッサは社長カーティスにひと目で採用を取り消されてしまう。「秘書は目の保養になれば頭はからっぽでいい」っていうの…ハンサムだけどなんて横暴なの。地味な私は仕事で戦わなければ! 3か月の試用期間をもぎとり、見返そうとはりきるテッサ。とうとう彼に貴重なメンバーだと褒められる。甘い笑顔にキュンと痛むような胸の高鳴り。これはまさか…。ダメよ、彼の恋人は華やかな美女ばかり。私なんてみじめな思いをするだけよ。
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天使と悪魔の愛人契約【2分冊】

天使と悪魔の愛人契約【2分冊】

ある夏の日、彼は私をデートに誘った。彼は情熱的な眼をしていた。そして2年が過ぎた。私、ルーシーは父の突然の告白に驚いた。父は会社の金を横領していたのだった。このまままでは父は逮捕、収監されてしまう。私は父の会社の新社長のガブリエルに会い行くことを決心した。ガブリエルこそ2年前、私にデートを申し込んだ彼だったのだ。だがやっと会えた彼は、昔の彼ではなかった。話を聞いた彼は、私とベッドをともにするなら、望みをかなえるというのだった!!
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シンデレラは偽りの妻

シンデレラは偽りの妻

テオ・アンジェリスと1年間、形だけの結婚をしてほしい…父から突然そう告げられたアレクサは、戸惑いを隠せずにいた。病気で苦しむ母の願いを叶えるためとはいえ、偽装結婚だなんて。テオは大金持ちなうえ、とびきりのハンサムで、有名なプレイボーイ。父と、仇敵であるテオの父親との間でどんな取引があろうと、偽装結婚なんて虚しいだけだわ。だけど意に反して、初対面のテオは魅力的でアレクサは動揺する。一方テオも地味で真面目なアレクサのことが気になり!?
昨日の影に別れを (単話)

昨日の影に別れを (単話)

大富豪の邸宅で掃除人の仕事を得たクレア。お城のような家の主人は王子様のような容貌の持ち主。すっかり舞い上がるクレアだが、雇い主のジェイムズは美術の学位もある彼女がなぜ掃除人で満足しているのか不審に思う。答えは簡単、彼女は彼に恋をしたのだ。若く純粋なクレアのアタックを受けれ、つきあい始めたふたり。恋人同士として幸せの絶頂にあったクレアだが、彼の書斎で女性の写真を見つけてしまう。詰め寄るクレアに彼は冷たい瞳で言った。「僕の妻だ」
ずっと片思い?

ずっと片思い?

友人の屋敷に間借りしているジェイド。異性ながらも友情を築いていたが、突然彼の兄カーティスが訪れ、ふたりの関係を疑ってきた。恋愛感情はないと伝えるも、「弟が出世競争から逃げだしたのは、君がそそのかしたせいか?」と一方的に罵ってくる。この傍若無人なお兄様は、私を悪女に仕立てあげたいのね。すると、カーティスは弟の現状を見極めるため、自分も一緒に暮らすと言いだして…傲慢な大富豪に疑われたまま、ひとつ屋根の下で暮らすなんてどうしたらいいの?
無防備すぎる情熱 (単話)

無防備すぎる情熱 (単話)

「この村に、僕を捨てた母親がいる」ロンドンで大会社を経営し、一生働く必要のない資産をもつ完璧な人生のレオ・スペンサー。彼のたったひとつの汚点は自分の出生。生まれたばかりの子を捨てるような人間の遺伝子を僕はもっている。実の母を捜しだした彼は情報を集めるため、身分を隠して村唯一のパブの女主人ブリアンナに近づく。飾り気のない彼女に惹かれ、吹雪に閉じこめられた夜に情熱をかわすが…。永遠の愛なんて信じない。でも君にはずっとそばにいてほしい。
ときめきを君に (単話)

ときめきを君に (単話)

気難しい富豪老人の看護師として献身的に尽くすカリーナは平穏な生活を送っていた。しかし、ある夜、富豪とケンカして出ていった彼の息子アントニオが15年ぶりに帰郷。彼は老人をたぶらかして財産を狙っているんだろうとカリーナを侮辱してくる。なんて無礼な男性なの!? アントニオは彼女が出会ったことないような野心的な男性で、ロンドンで大きな製薬会社を経営している。強引に誘惑されるとカリーナは自分の人生に足りなかった初めてのときめきを感じてしまい!?
ボスに求婚 (単話)

ボスに求婚 (単話)

ローズは美貌の義妹リリーに群がる男たちを警戒していた――女優志望で軽はずみなリリーは私が守るわ! ある夜、リリーがニックと名乗るゴージャスな男性をアパートにつれ込んだ。必死で追い出そうとするローズに、ニックが痛烈な言葉を放つ。「君は生き方を変えて休日は自分のために使うべきだ」最悪の出会いだったのに、以来ニックは姉妹になぜか過剰に親切にしてくれる。警戒を解かないローズも、ついに彼の好意にすがらなければならない事態に陥ってしまい…!?
ボスと秘書の誘惑ゲーム (単話)

ボスと秘書の誘惑ゲーム (単話)

ベスは双子の妹の頼みに愕然とした。妹は実業家マーコスの秘書をしているが、社員と不倫のあげく妊娠したうえ、出産が終わるまで自分の身代わりになってほしいというのだ。聞けばマーコスは、社内恋愛すら許さないワンマンな社長のようだ。ベスは断りきれず、緊張しながら出勤した。そして初めてマーコスと対面して息をのんだ――女性を一瞬で虜にする、野性味あふれるセクシーな男性。奥手なベスは彼の誘惑に抗えず、秘密を抱えたまま恋に落ちてしまい…。
無償の恋人 (単話)

無償の恋人 (単話)

美術教師として堅実に働いているヴァイオレットは、妹から勤務先の機密情報を盗んだと告白され、唖然とする。血が凍る思いでオフィスを訪れ、どうか過ちを許してほしいと社長ダミアンに訴えるが、彼が出した罪を帳消しにする条件は――「ぼくの婚約者になってほしい」ですって!? 余命わずかな母親を安心させるためだと言われるが、確かに他に選択肢はない。冷徹な彼への戸惑いと、ひそかなときめきに揺れながらヴァイオレットは条件を飲み…!?