あらすじ

スパルタ国王の妃レダが懐妊した。待ちに待った世継ぎの誕生に国民は喜びにわき上がった。だが当のスパルタ国王は「そんなバカな!!そんな事があるわけがない!!一体誰の子を宿した!?」「まあ、何をおっしゃいますの?私はあなたの妻ですのよ。妻が産むのは夫の子と決まっておりますわ」「わしの子ではない!」「ではあなたはそれを皆の前でおっしゃいますか?わしは不能だ。それ故妃の産む子はわしの子ではない…と」レダはある日白鳥に話しかけられた。白鳥の大きな羽がすっぽりとレダを包み込んだ。まるで男の長い腕で抱きしめるように。白鳥の首が脚の間をつつく。足の間に刺さってくるもの。固く…熱い…。これはなんなの!?白鳥の首…!?それとも…!?
【星合 操の秘密の図書館】美しの華の浮世に
銀色の髪の美しい女…。おまえは誰だ…!?私は件(くだん)。件?件とはなんだ?件とは人ではない。人ではない?では、なぜ人の姿をしている?なぜ美しい女の姿をして、ここにいる?あなたを愛して…あなたに愛されるために私は女の姿になった。1159年、平治の乱で非業の最後を遂げた源義朝は、死の前に未来を予言する件を殺した。勝者の平清盛の目前で、件は生き返り、清盛を主とした。清盛の孫、資盛は、この年、数えで10歳となり、この戦が初めての出陣だった。血にまみれて倒れている死んでいるはずの女が、目を開き、音も無く立ち上がった。それはこの世のものではなく、だが、この世のどんな女よりも美しい魔性の件との出会いだった。そして!?
【星合 操の秘密の図書館】金のくちづけ 銀の蜜
昨日、結婚したばかりの新しい夫は、とびきりの美男子。巷では女泣かせのプレイボーイと鳴らした男。だから私はとっても期待してたの。どんなにすごいS○Xをしてくれるのかしら…って。なのに「えいっ」と。ぷすっと挿れたら「あっ」という間におしまい。なっ、なって事なの!信じられないソーロー男。これじゃ確かに女泣かせと言われたはずだわ。「あんたなんかクビよっ!!」チョンと首切り!?ああどこかに私を満足させてくれる素敵な殿方はいないのかしら。優しく繊細なテクニック。女の快楽の壷を熟知した、その指使い。舌使いは私の体を限りなく溶かしていくわ。そして熱く潤んだ私のそこを埋めるのは、りりしく逞しく神々しい程の輝きを放つモノ。私の体をハードに貫く。
【星合 操の秘密の図書館】摩天楼千夜一夜 エロティック ヴァンパイア
男に跨がり、下から豊満な胸を揉みしだかれながら、卑猥に腰を蠢かす女。「…ふふふ」快感に歪んでいた女が、不適な笑みを浮かべる。「ふふふふ。ふふ…」女は一層激しく腰を動かしながら、男にのしかかる。「くふふ…」不気味な含み笑いを浮かべながら、真紅の爪で男の首筋を思いっきり引っ掻く。「うわあ!!」悲鳴を上げる男の首から鮮血が!?その瞬間、ガバっと私は跳ね起きた。私はパジャマを着てベッドの中にいた。夢?思わず額に当てた手には、血…!!ああ、まただわ。また私は…。その時私は股間に違和感を覚えた。ショーツの中に手を突っ込むと、トロ…と粘液がアソコからこぼれる。ああっ!いやっ!!どうして!?どうして!?あの淫らなS○Xは、夢じゃないの…!?
【星合 操の秘密の図書館】摩天楼千夜一夜 汚れた人魚のレクイエム
「しばらく合わないほうがいい」ベッドの中で淫らな時を過ごした後、男が言った。「なぜ!?」「女房が感づいた様子なんだ」男は全裸の女を抱き寄せる。「何しろ、うちの女房は嫉妬深いんだ。今、刺激して騒がれるのはまずい。お互いにとって困った事になるだけだろう」「だからって会えないなんてイヤよ!」女は男の胸に顔を埋め、下を這わせる。「聖羅…」「イヤよ、イヤ」聖羅の顔が欲情に染まる。「何よ。奥サンに気づかれたくらいでオタオタしちゃって。男って意気地なしね。男なんてみんな同じだわ」「宮原聖羅ね」突然女が聖羅に声をかけ、ナイフで切り掛かる。ドスっとナイフが聖羅の胸に突き立てられる。だが死んだはずの聖羅は立ち上がり自らナイフを抜いた!?
【星合 操の秘密の図書館】暁の抱擁
私には幼い頃から不思議な力がありました。それは人の死を予知できてしまう力なのです。私はその力で恋人の死を見てしまったのです。ああ、こんな悲しいだけの力など私は欲しくなかった。私には先祖から受け継いだ不思議な力があります。それは黄泉の国からこの世へと死者の霊を呼びよせる力です。あなたがお望みなら、私の力で死んでしまった恋人に、もう1度逢わせてさしあげましょう。私が恋人の逹彦の死を予知したのは、タイにいる彼と国際電話の最中だった。考古学を学ぶ逹彦はカンボジアとの国境近くの村で遺跡の調査をしていた。遺跡が崩れて逹彦がのみこまれていく!?その鮮明な死のイメージに、私の体中が凍りついた。どうか間違いで…!!
【星合 操の秘密の図書館】禁じられたイヴ
…イヴ。愛しいイヴ。おまえは私の唯一の恋人。おまえを失えば私は生きていけぬだろう。私は待っている。イヴ、おまえが目覚める時を。イヴ…お願いだ。もう1度美しいその瞳を開き、小鳥のように清らかなおまえの声で私を呼んでおくれ。公爵は森の魔術使いの元へ取り出したばかりの心臓を持って訪ねた。そこには公爵の妻の白骨が!?公爵の妻、イヴは生き返った。だが、姿はイヴのままだが、その心は娼婦のものだった。馬小屋で男を誘うイヴ。「いめません、奥様。こんなことが旦那様に知れたら」「何ビクビクしてんのさ。平気さ。誰にも知られっこないよ。これはあんたとあたいの秘密。ほら、もう焦らさないでおくれよ。あたいを気持ち良くしておくれよ。そうそう」
【星合 操の秘密の図書館】灼熱の迷宮
晩秋の東京を発ち、夏の白い光に溢れたこの国に着いた時から、すでに私の心は裸になっていたのかも知れない。私は、もうすぐ結婚する。両親の決めた相手と…。子供の頃からそうなるものと思って育った私は、好きな人ができても恋愛に踏み込む事もなく過ごしてきた。夫となる人が、どんな人だろうと両親に逆らうつもりはない。たとえ、その人に恋愛感情が持てなくても、それはさほどの問題ではないと思っていた。でも…なぜか心が重い。何か忘れ物をしてきたような…。焦りに似た不安が心のどこかにある。そんな私に姉が1人旅を提案してくれた。海外は何度も旅しているけど1人旅は初めての経験。空港に迎えに来てくれたのは、褐色の肌の美しい異邦人!?
【星合 操の秘密の図書館】麗獣の舞踏会
「退屈だわ」「それは聞き捨てならないな。この僕と一緒にベッドにいて、そのセリフとは」「あなたの事じゃないのよ。もう下に戻らなきゃいけないわ。あの退屈で…うんざりする…茶番劇の中に…」2人は鹿鳴館のパーティー会場に降りた。「ねえ鷹久。面白いゲームを思いついたわ。あの娘を誘惑して。あの娘はまだ何も知らなくて未来はバラ色だと思い込んでいるのよ」ところが彼女は鷹久の誘いを断った。「真砂妃夫人。あなたの提案に乗りましょう。あの娘を誘惑してみせますよ。私を拒んだあの反抗的な目を私の下に組み敷いてやろうじゃないか」その娘は真砂妃夫人の妹だった!?「あの娘の体の味は、あなたに似ているのだろうか?」「早く確かめてみる事ね」
【星合 操の秘密の図書館】妖花の迷宮
色とりどりの振り袖も豪華なレースの夜会服も私には煩わしいだけよ。軟弱な体を身分と家柄に隠した男達の気取った素振り。お愛想だけのくだらないおしゃべりも私はもうあきあきだわ。そんなものは欲しくないのよ。私が欲しいのは、ほら…道端に立ち媚びた目つきで男を誘う、あの遊女の暮らし。「…織人さん…ああ、お願い。もっと…もっと強く…!」女は恥ずかしげも無く、大きく脚を広げ、男のモノを受け入れながら叫ぶ。「もっと…!ああ…織人さん。もっとよ…」男が女の体を離す。「いやっやめないで」「降参。少し休ませてくださいよ」「いや、もっとして欲しいの」「いったいどうしてこんな淫乱な女になってしまったんでしょうね」「私にこれを教えたのは一体誰なの」
【星合 操の秘密の図書館】エロスの降誕
あなたは私をお金でお買いになったのですから私の体など好きなようになさいませ。けれど私の心は決してあなたのものにはならない。私は恋人に別れを告げ、見知らぬ人の所へ嫁いだ。そこで待っていたのは思いもしない凌辱だった。いきなりアソコを竹刀で突き破られ、処女かどうかを確認された。そして、ろくに濡れていない血まみれのアソコに猛りきったモノを突き入れられた。なぜ…こんなひどい事をされるのだろう。これは私の聞かされた初夜の営みとはあまりにも違う…。重く覆いかぶさる男の体。生きもつけない程の激しい痛み。私は夫となる人が鈍亜人であろうと、その人を合いそうと決心していた。だが私に屈辱と苦痛だけを与えるこの男を愛するなんて!?
【星合 操の秘密の図書館】Jupiter(ユピテル)化身の快楽
牡牛が私を連れ去る。激しい力で私の抵抗を奪い、私を見知らぬ世界へと連れ去る。快楽と言う素晴らしい歓喜の世界へと。紀元前、エーゲ海の沿岸のティルスの国の王女エウロペは、水遊びの最中何者かに連れ去られた。父王やエウロペの許婚アレクは必死にその行方を追ったが…やがて3日後、砂浜に倒れているエウロペが見つかった。何者かに辱された無惨な姿で…。エウロペは、白い大な牡牛が自分をさらい、「牡牛が私を犯したのよ…!」と語った。牡牛と交わったあの長い長い時間、私は素晴らしい快楽に包まれていた。牡牛の愛撫は優しく丹念に私の体の中から快楽を引き出した。体を支配する快楽に、いつしか自分から腰を突き出していた。
【星合 操の秘密の図書館】Jupiter(ユピテル)王妃の不貞
スパルタ国王の妃レダが懐妊した。待ちに待った世継ぎの誕生に国民は喜びにわき上がった。だが当のスパルタ国王は「そんなバカな!!そんな事があるわけがない!!一体誰の子を宿した!?」「まあ、何をおっしゃいますの?私はあなたの妻ですのよ。妻が産むのは夫の子と決まっておりますわ」「わしの子ではない!」「ではあなたはそれを皆の前でおっしゃいますか?わしは不能だ。それ故妃の産む子はわしの子ではない…と」レダはある日白鳥に話しかけられた。白鳥の大きな羽がすっぽりとレダを包み込んだ。まるで男の長い腕で抱きしめるように。白鳥の首が脚の間をつつく。足の間に刺さってくるもの。固く…熱い…。これはなんなの!?白鳥の首…!?それとも…!?
幻の乙女と仮面の花婿【タテヨミ】

幻の乙女と仮面の花婿【タテヨミ】

次期女王として夫を見つけなくてはいけない。心を許せる人なんていないのに。複雑な思いの中、仮面舞踏会を訪れたソフィアは突然野性的な香りに包まれ、気づけば仮面の男性とダンスを踊っていた。黒い髪に浅黒い肌…私が昔大好きだった人に似ている。この人となら…。ところが彼の声を聞いた瞬間、ソフィアは凍りついた。まさか…テオ!? 10年前、スイスの学校で出会い、恋に落ちた人。動揺するソフィアにテオは「また僕を置いて逃げるのか?」と唇を奪ってきて…!?
罪深き婚礼

罪深き婚礼

内戦で兄弟を失い広大な所領の相続人となったセシリー。女王から領地を守るための結婚を命じられ戸惑っていた矢先、彼女の婿の座を狙う男が城に攻めてきた。こんな無法者の妻になるくらいなら女王の命令に従うわ! 隙を見て逃げだし婚約者のいる城を目指すセシリーは、道中でひとりの男性を助けた。彼の目的地が自分と同じだと知ると神の導きに違いないと喜び、男性とともに城を目指すことにしたセシリー。彼が婚約者…ローアン・ドゥコートニー本人だとも知らずに――。
誰も知らない結婚

誰も知らない結婚

4年前、お金のために偽装結婚して以来ヒラリーは名ばかりの夫ロエルとは1度も会っていない。なのに今、彼が交通事故に遭ってヒラリーを呼んでいると連絡を受けた。どういうことなの?急ぎ彼のいるスイスの病院へ向かったヒラリーは、彼と会って理由が初めてわかった。彼は記憶を失っていたのだ!だから、ただの偽装結婚相手にすぎない私を「妻」として信頼し、助けを求めているのね。なんてこと…今彼に愛されても、記憶が戻れば彼は私を軽蔑するに違いないのに。
官能バロック・ロマン 合冊版

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全寮制の女子大。ひと月前から臨時講師としてやって来たハンサムな苑田は、若い異性の存在しないこの環境において女生徒の熱い注目を集めるのに十分過ぎる男だった。そう私も、ついこの間までは。だけどあの日、私は見てしまったのだ。図書室で司書の先生と抱き合う苑田を!? キスしながら服を脱がし乳房に口づけ揉みしだく。快楽に悶える司書。心臓が破裂しそうに激しく打った。白い太ももを抱え、その間に腰を進める。司書が大きくのけぞり苑田の動きに合わせて腰を蠢かせる。次々と体位を変えて性交が続く。汚い…!! 不潔よ!! でもそれ以上に不潔なのは金縛りにあったようにその場を動けなかった私。食い入るように見つめていた私…。この感覚は何…!?
官能バロック・ロマン

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ハニー・テイトは、幼い頃に母親を亡くし父親と2人暮らし。父子はとても仲が良く、ハニーは明るく元気でお転婆な少女だ。母親のような綺麗なバレリーナになれるようにと父親からバレエのレッスンを受けている。だが、ハニーが13歳の時、父親は事故で亡くなってしまう。天涯孤独となったハニーに救いの手を差し伸べたのは、父親の親友、オーソン氏だった。彼は自らが校長を務めるロンドンのオーソン・バレエ・アカデミーにハニーを入学させてくれた。下級クラスで本格的にバレエのレッスンを受ける事になるが、教師のエメリアはなぜか執拗にハニーに辛くあたる。それでも負けずに才能の片りんを見せ始めるハニー。そして発表会を目指すが…!?
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恋人の亡霊に抱かれる女 黄泉のSEXは極上の蜜の味

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その夜の彼は凄かった。私がイッても何回も何回も続けて…!!出会った瞬間に運命を見つける事がある。強い感情で引き付けられ目が離せない。心臓が激しく打ち体中の血管が音を立てる。その思いが私の1人よがりではないと知った時、何を犠牲にしても、どんなに責められ、そしられても、彼と一緒にいたいと思う。彼とひとつになりたいと。彼の肌に触れ、彼の体温を感じ、彼を受け入れる。何度も何度も。この一体感に包まれたいと願う。もし抱き合っていなくても、彼と同じものを味わい、彼と同じ物を見て、語らい、見つめ合うだけで、それだけで素晴らしかった。彼と私は運命に約束された2人なのだと信じた…。
女王陛下の侍女

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ナポリから来た恋人 (分冊版)

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新社長のもとでは、不細工な女は昇進できないですって? 理不尽な会社の決定に怒ったピッパは、まだ見ぬイタリア人新社長や上司たちを見返してやろうと心に誓った。友人の手を借り、美しく変身して新社長アンドレオ・ダレッシオの歓迎パーティーに出席すると、誰も謎の美女がピッパとは気づかない。すっかり満足した彼女は、そこで声をかけてきた長身のハンサムな男性と意気投合し、誘われるまま処女を捧げてしまう。まさか彼こそが新社長だとは思いもせずに…。
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