あらすじ

「セックスなんて、誰とやったって同じだよ」首に散る、知らない男との情事の痕。俺はお前の力になりたい、それだけなのに――…。男と身体を重ねることを止められない千鶴が心配な琉人は、彼の所属する天文学サークルに入ったり、昼ごはんの弁当を作ってやったりと、なにかと面倒を焼いていた。しかし、いつも連絡がくるはずの千鶴が、電話にでない。琉斗が不審に思う一方で、千鶴が向かっていた場所は――…。
ビッチな男子に懐かれまして。1

「女の子のお尻でやんのと変わんないから……」一目惚れした儚げな美青年は、ビッチでした。大学の資料室で整理をしていた八木は、本を読んでいる学生を見つける。女の子と見間違えるほどの綺麗な青年の名前は、千鶴。その日から千鶴が気になり出した八木だったが、幼稚園に通う弟を迎えにいった帰りに、知らない男の車に乗り込む千鶴を見つけて……。

ビッチな男子に懐かれまして。2

「変な気分になってきちゃった…エッチしようよぉ…」四六時中ビッチの相手をさせられる…!?大学の資料室で、女の子と見間違うほどの青年・千鶴と知り合った八木は、彼が金をもらって男と寝ていることを知る。趣味はセックスだと豪語する千鶴を放っておけない八木は、なにか違うことに興味を向けられないかと考え、千鶴が幽霊部員として所属している天文学部サークルの部室に足を踏み入れるが……。

ビッチな男子に懐かれまして。3

「セックスなんて、誰とやったって同じだよ」首に散る、知らない男との情事の痕。俺はお前の力になりたい、それだけなのに――…。男と身体を重ねることを止められない千鶴が心配な琉人は、彼の所属する天文学サークルに入ったり、昼ごはんの弁当を作ってやったりと、なにかと面倒を焼いていた。しかし、いつも連絡がくるはずの千鶴が、電話にでない。琉斗が不審に思う一方で、千鶴が向かっていた場所は――…。