「ディートリッヒ」という獣人に軟禁されてから3日。小説家の「戦部 扇華」(イクサベ センカ)は、ディートリッヒとの奇妙な同居生活を怖がるどころかむしろ楽しんでいた。しかし翌朝、扇華が目を覚ますとディートリッヒが高熱で倒れていた!制止を無視して薬局に出かけた扇華を必死の思いで捕まえたディートリッヒ。トイレの個室に押し込むと、扇華の勝手な行動を咎める。しかしその瞬間、ディートリッヒに獣化の兆候が現われ……。扇華はディートリッヒの獣化を鎮めようと欲情を誘うが、プライドが許さないディートリッヒは逆に扇華を攻め立てる!「さすがのテメェも獣に犯されるのは怖いか…?」「お前を受け入れてやれないのが残念だ…」声の出せない状況で優位に立つのはどっち!?
獣人「ディートリッヒ」は夢を見ていた。心に深く刻まれた悪夢を。目覚めると隣には軟禁中の小説家「戦部 扇華」(イクサベ センカ)の姿が。無防備な扇華を思わず抱き寄せたディートは、固く閉ざした心を開くように、少しずつ自らの本音を語り始める。「お前はどうして俺が怖くないんだ?」そう考えた瞬間、突然ディートを想定外の獣化が襲い、人間の姿に戻らなくなってしまう!さらに間の悪いことに、近所に住む扇華の知り合いの「伏見 梓眞」(フシミ アズマ)が突然押しかけてくる。とっさに隠れるディート、しかし伏見はディートの正体を暴こうと扇華に詰め寄り……?「俺は…っ …化け物なんかじゃねぇ…っ!」急展開を迎える「ケダモノビッチ」シリーズ第3弾!