あらすじ目も見えず、耳も聞こえず、口も利けない。五感を全てが閉ざされた恵比寿を拾った大黒は、気まぐれのように恵比寿に視覚と聴覚を与える。一途に無邪気に大黒を慕って懐く恵比寿に、すさんでいた元・邪神である大黒の心も次第にほぐされてゆき、閉ざされた屋敷の中で孤独だった2人の心は急速に互いを求めて行く。