あらすじ――遠い記憶。薄れゆく意識の中、ただ感じていた。焼け付くようにのどが渇いて、「血が欲しい――…!」と。母を殺し、自分を吸血鬼にした男を何十年も探しているラルフは、ある日、セルシオという太陽のように眩しい少年と出会う――。※『狙撃者~僕の平和な日常~』を2分冊しております。